熊本県に隣接する八代海
八代海は熊本県と鹿児島県にまたがり、九州本土と天草諸島に囲まれた内海です。北は有明海、南は東シナ海につながってます。タチウオをはじめ、青物、タイ、根魚の魚影もあり、アオリイカも生息しております。
当日のコンディション
当初は鹿児島の遊漁船にてティップランの予約しておりましたが、雨風が前日からひどく出船は中止となりました。そのため、前日夜は鹿児島で釣り仲間と飲み会をし、釣行当日はその帰り際の翌昼となりました。
釣行時間30分のエギング
天気予報や風予報をなんとなく見ていると、雨と風がやむかもしれない、一瞬のタイミングを見込むことができました。また、潮のタイミングは潮位的にギリギリか……。
正直、雨も風も行ってみないと分かりませんが、ここは勝負してみることにしました。
釣行の秘訣は変化点の気付き
予報どおり、昼前までは大雨爆風。その中帰りながら釣り場へ近づくにつれ、次第に雨と風も落ち着きをみせました。予想通り、雨はどんどん小雨になり、降り止みます。風はもある程度おちつきました。
少し吹いてはいるのですが、風裏のポイントに入ることと背に風を受けるくらいで、なんとか気にならない程度です。そして、潮は下げ7分のタイミング。潮位的にギリギリくらいと感じましたが、イカの食い気が立ってることを期待します。
人がいない
そして、この状況の何が良いかと言うと、人がいないこと!ハイプレッシャーだったり場所が取れなかったりする春イカシーズンは、人がいないと言うのが、かなり良条件と考えてます。予想通りノンストレスで釣りたい場所にエントリーすることができました。
開始直後に1kg超アオリ登場
あとは藻場帯を狙いながら誘います。藻場の上をエメラルダス ステイで力強く巻きしゃくりでアピールし、藻場帯のスリットや切れ目ではゆっくりフォールで魅せるために沈降速度6秒/mのタイプSをセレクト。まさにこの狙いが的中です!
開始数投でエギに重みが加わり、竿先からラインが一気に走り出します。春らしい1kg超のオスでした。
あとは続かずで、雨風も再び強まり撤退となります。現地に行ってみないと分からない状況ではありましたが、今回は狙いが的中。今年は陸っぱりで苦戦しておりましたので、久々に快感を感じたエギングでした。
やっぱり楽しい陸っぱりエギング
エギングは数釣りも船も楽しいですが、春の大型釣りも楽しいと感じることができた釣行でした。春イカ終盤へ差し掛かっていきますが、楽しんで狙い続けたいと思います。
<YAHA/TSURINEWSライター>