釣行日を設定する際は、目的のターゲットの好みに合わせて、潮周りを選んで釣行するのがベストなのですが……。好条件の重なるタイミングを待っていては、いつになったら釣りに行けるか、見通しすら付かない状態に陥ってしまうのが、サンデーアングラーの定め。そこで今回は、サンデーアングラーの筆者が、自分の都合を優先し、行けるタイミングで何もリサーチせずに、気の向くまま、釣行を結構してみた結果をご紹介致します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松永一幸)
シーバスも高活性か
気が付けば、筆者から少し距離をとった後ろに、釣果のお溢れをおねだりに来た猫が居ました。
アジを釣って渡してあげたいな~っと思いながら、ルアーにアクションを加えていると、ボコッ!と何か物凄い大きな魚の捕食音が、フィールドに響き渡りました。
後ろで待機中のおねだり猫が、のけ反ってビックリする程のレベルです。更に集中し過ぎていたのか、少し付近を観察してみると、筆者の目の前には激しいライズが絶賛勃発中!
雰囲気からシーバスの様ですが、そのサイズを考察するに……。「どんだけ~」と言わんばかりの激しい音でライズしてます。猫ですら丸呑みにしかねない程。
色々と、コレは手に負えない状況と判断し、猫には悪いのですが納竿としました。
潮周りへの意識はほどほどに
筆者は、好みの潮周りで釣りを組み立ててしまう癖が強い傾向がある為、苦手な潮周りや噂が悪い潮周りは避けて釣行日を設定していました。しかし、今ままで避けていた小潮を知らずに引き当ててしまった事が、怪我の功名となり、高活性なシチュエーションに巡り会えたのですが、それは今までずーっと蓄積していた偏っていた思考が邪魔をしていたと反省するばかりです。
潮周りを意識をせず、大好きな海に釣りに行くのに、一つ一つ条件を考慮する事もまた楽しいのですが、結果として釣りに行けなくなる事は、釣り人のストレスになってしまう気がします。
休みが動かせないサンデーアングラーとしては、素直に行ける時に行く事が、自身にとっての一番の地合いならぬ時合いなのかもしれません。
<松永一幸/TSURINEWSライター>