12月2日(長潮)、潮が緩い時間帯を狙って、大分県杵築市・納屋港のSOYAMARU(そうやまる)を利用してタチウオ・テンヤ釣りに挑戦してみました。この釣りは3回目で、まだまだ初心者なので心配でしたが、予約の際に船長に相談してみると「こんな仕掛けにしたらいいよ」など分かりやすくレクチャーしてくれて、安心して参加することができました。
優しい常連さん
午前5時に港に集合。
今回は2号艇での出船で、釣座はくじ引きとのことでしたが、同船の常連さんが「女の人なのに1人で来てるの?」と声を掛けてくれたので「そうです。慣れてないので、よろしくお願いします」と返すと「じゃあ一緒にやろうか」と常連さん5人組に交ぜてもらうことになりました。
心遣いがありがたいです。
教え通りの誘いでドラゴン!
出船からは約1時間30分で釣り場に到着。
到着するとすぐにエサのイワシが配られ、セットして船長の合図を待ちます。
「どうぞ」の声を聞くとみんな一斉に仕掛けを落とし、タチウオがいるタナを探り始めます。
朝イチに釣っていた場所はアタリが悪く、すぐに移動すると、さすがベテラン船長!
いい場所に船を着けてくれて
「きたよ!」
「いい引きだよ。これはドラゴンだね!」
と船上はお祭り騒ぎに。
水深140m前後から誘い始めますが、アタリが繊細で、私の知っているガツガツという感じではなくコツンと小さいアタリで、なかなか掛けきれないでいました。
常連さんの1人が「試しにこんな感じで誘ってみて」とレクチャーしてくれ、すぐに実行すると私にも「きたー!」。
サオの曲がり具合で、みんなで「おー!」「これは大きいぞ!」と大盛り上がり。
船長さんものぞきに来て、喜んでくれます。
上がったタチウオはドラゴン級。
「やるやん。」「もういっちょやね!」とうれしい声掛け。
船上みんなで笑いながら楽しく話していると、またまたラッシュ到来。
超大物ドラゴン登場!
隣でずっとアタリを取りながら慎重にやり取りをしていた常連の大嶋さんが、ついに「よし、乗せた!」と電動リールをフル回転させて上げようとしますが、リールが止まってなかなか上がってきません。
やっと上がってきたのは、なんと140cmの超大物のドラゴン。
これにも船上が大盛り上がりです。
船長さんの人柄か、常連さんもみんな優しく楽しい人たちで、あっという間に納竿時間になってしまいました。
最終釣果は?
港に戻ってタチウオのサイズを測ると120cm以上だったので、ドラゴン認定シールを頂きました。
うれしいですね。
帰って来たばかりですが「また行きた~い」と思ってしまいました。
まだまだ良型がたくさん狙える同船のタチウオ・テンヤ釣りに、皆さんもぜひ挑戦されてみてはいかがでしょうか。
▼この船について
Soyamaru
エリア:国東エリア
出船港:納屋港
<週刊つりニュース西部版 APC・花村悦代/TSURINEWS編>