エリアトラウト&アジング愛好家が1ヶ月の釣行費用を計算 衝動買いにはご注意を

エリアトラウト&アジング愛好家が1ヶ月の釣行費用を計算 衝動買いにはご注意を

私が釣りを始めてから約29年が経つ。小学4年生の時から、近所の川でフナやコイを釣り、釣りへの情熱は日に日に深まっていった。しかし、最近になって、自分の釣りにかかる費用について真剣に考え始めた。収入が変わり、釣り友達とも以前のように頻繁に会えなくなったことで、趣味にかける費用や時間について見直す必要があると感じるようになったのだ。今回は、筆者が月にどれだけ釣りにお金をかけているのか振り返ってみることにした。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

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福岡崇史

1985年生まれの会社員。釣り好きが高じて大学・大学院で生物地理を研究。アジングやライトゲームが得意。

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月の釣行費用をまとめてみた

私の釣り歴のスタートは小学校4年生(単独釣行)。今年で約29年となる。小学校当時は近所の川にフナやコイ、カワムツなどを追いかけ、学校から帰ったらランドセルを置くなり釣り竿を片手に自転車で出かけるまさに“のび太君状態”であった。

当時は学校のプランターの下を探りミミズを捕まえてはナイロン袋に入れてエサを確保するなど小学生なりに工夫して遊んでいたことを思い出す。

実は釣りに掛かる費用に関しては今まで深く考える事は一切していなかった。収入に見合う分で遊べれば良い、と考えていたのだが、転職を期に収入面が変わった事、周りの釣り友達に家族が出来て滅多に会えなくなった事など色々な事もあり、ちょっと見直しをすべきなのではと思い始めた次第だ。

また物価高で釣具もその影響をモロに受けている。釣り竿を始め多くのルアーの原料となるプラスチックは石油から出来ており、その価格上昇は当然釣り人にとって痛い。この際、1カ月での釣り費用をざっくりとでも計算してみよう。

1カ月の私の釣り計画はおおよそ管理釣り場(エリアトラウト)2回、アジング(近隣エリア)2回となることが多い。それらをベースに費用を産出してみよう。

エリアトラウトに行った場合

はじめにシチュエーションとして自宅から程近い千早川マス釣り場に行った場合の想定出費額を計算してみる。

まず交通費から自家用車での釣行であるなら往復の距離と車の平均燃費計から使用燃料は5.5Lを使用したとする。燃料を1Lあたり160円で計算すると約880円である。次に入漁券が300円の割引券を利用して4500円/1日、半日なら3500円だ。

基本食事は自宅から持って行くので0円であるが、休憩中のカップコーヒーはコンビニで買っていく事が多い。これは冬場なら200円~、夏場なら水分補給を兼ねるので500円程度は掛かる。ここから算出すると1日釣行の場合、最大の合計額は5880円となる。

アジング(和歌山エリア)に行った場合

まずは和歌山県に行った場合から、平均して自宅からの片道はおおよそ100kmである。そこに加えて往路では高速道路を利用するので、休日の3割引きで平均は1,000円程度と高めに見積もる。高速も使用するため、燃料の使用は平均20L程度で同じく1Lあたり160円で計算すると3,200円+高速代1,000円で4,200円。

さらに必ずといっていいのが食事代である。チェーン店系のお店やラーメン店など時期により食べるものは変化するが、1回辺り1,300円とする。昼食は釣行中に食べる事も多くパンやおにぎりで済ませる事もあるがこれも高くみて700円とする。

合計額は交通費で4,200円と食事代(2回)で2,000円の合計で6,200円となる。そこにコーヒーなど飲料購入も最大で500円とすると6,700円となる。

アジング(神戸エリア)に行った場合

次に良く訪れるのが神戸周辺。今回は神戸空港ベランダに釣行として計算する。自宅からは約70kmの距離である。一番早く行けるルートは阪神高速湾岸線を経由するルートであるが、数年前から値上がりが続いており下道巡行を行っている。

エリアトラウト&アジング愛好家が1ヶ月の釣行費用を計算 衝動買いにはご注意をガソリン価格は高いまま(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

渋滞も割と頻繁にあるルートなので使用燃料は往復15L程度と算出する。160円で計算すると2,400円となる。次に神戸空港の駐車料金である。最初の30分は無料でその後1時間150円となる。おおよそ平均の滞在時間は3時間程度が多いので450円とする。交通費分での合計は2,850円となる。

最後に飲食費、やはりチェーン店系の飲食店利用が多いので1,300円として算出すると合計で4,150円となる。そこにコーヒーなど飲料購入も最大で500円とすると4,650円となる。表にまとめると以下の通りである。

エリアトラウト&アジング愛好家が1ヶ月の釣行費用を計算 衝動買いにはご注意を釣行にかかる費用(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

釣具にいくらくらい使っている?

私は職場まで車通勤である。職場からの帰りは釣具店という名の魔界への誘惑に打ち勝つにはそれなりに覚悟がいる(笑)。ただ週に1度程度巡回と称して仕事帰りにより気になっているものやフックなどの消耗品を購入する。

私の場合、週末釣行が多いといえ、ラインはおおよそ2か月に一回は交換程度、また良く使う号数はセール時にまとめ買いをしておくようにしている。

しかし、悲しい事に偶然の出会いで手に入りにくいルアーを見つけてしまったりすると、ついつい購入制限数までカゴに入れてレジに並んでいることもしばしば……。特に新製品は気になるし。

エリアトラウト&アジング愛好家が1ヶ月の釣行費用を計算 衝動買いにはご注意を新製品はまとめ買いしてしまいがち(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

釣行の費用を知る良い機会に

私の1か月の釣り計画を振り返ると、エリアトラウトが2回、隣接県へのアジングが2回と計算するとエリアトラウトが2回で5,680円/1回×2で11,360円、和歌山県と兵庫県神戸周辺にそれぞれ1回釣行したとして、6,700円と4,650円で11,350円、1カ月の釣行費用の概算は22,710円となった。

2023年の新生銀行のサラリーマンのお小遣い調査の平均が男性会社員(20歳~50歳)で平均40,557円となっている。今回の計算に合わせると半分以上が釣行費用に消える事となる。それに加えて消耗品衝動買い……。などを考えると決して安くはないと思う。

しかし趣味があるから仕事が頑張れる、趣味に生きているなど釣りの価値は人それぞれである。しかし、少しでも経費を下げるのであるならば、ジグヘッドなどは自作して市販価格の1/3程度に抑える事が出来たり、私の場合では使い込んだスプーンなどは一度塗装を剥がしてリメイクをしたりと捨てたりすることはない。

限られた範疇で出来る楽しみ方を増やせる事も魅力と考えている。この物価高騰の今、一度釣行費用を見直してみてはいかがだろうか。

エリアトラウト&アジング愛好家が1ヶ月の釣行費用を計算 衝動買いにはご注意を愛車も大事な釣り道具(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

<福岡崇史/TSURINEWSライター>