「大阪南港魚つり園護岸」が長期工事中 【変更された釣り場と入退園ルート】を紹介

「大阪南港魚つり園護岸」が長期工事中 【変更された釣り場と入退園ルート】を紹介

大阪湾奥の人気フィッシングスポット大阪南港魚つり園護岸が長期擁壁工事中のため、釣りエリアの一部が閉鎖されています。入退園門の場所も変更となっているため、注意が必要です。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター夕日とぼうず)

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夕日とぼうず

大阪南港魚つり園護岸 平日夕まずめ ほぼ皆勤。ショアジギで青物、タチウオ狙い。YouTubeで釣行を公開しています。

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「大阪南港魚つり園護岸」とは?

「大阪南港魚つり園護岸」(大阪市住之江区南港南6丁目9番3号)は大阪・南港にある大阪近郊で最も近い入場無料のフィッシングスポットです。

「大阪南港魚つり園護岸」が長期工事中 【変更された釣り場と入退園ルート】を紹介安全柵が取り付けられている(提供:TSURINEWSライター夕日とぼうず)

駐車場は一日1500円(2024年3月6日時点)、駐輪場は無料、トイレ・手洗い場完備、売店で飲食料を買ったり釣り道具一式のレンタルができたりします。他魚種釣れるうえ、全エリアに安全柵が取り付けられているため、ファミリーからアングラーまで多くの釣り人に利用されています。

大阪南港魚つり園護岸のWEBサイトはこちら!

3月末までは冬季時間の7:00~17:00で開園していますが、4月からは5:00~19:00と開園時間が拡大すること、また青物やイワシ、サバ、アジなどの回遊も見込まれることから、例年どおり多くの釣り人が訪れそうです。特に3月中旬~4月上旬以降は、回遊が始まるブリやサワラなどの大型青物狙いのアングラーで非常に賑わいます。

大阪港湾局が擁壁工事に着手

2023年12月11日、大阪市は「南港魚つり園護岸及び大和川北防波堤(もと大阪南港魚つり園)をご利用のみなさまへ」との見出しで、台風時の高潮・高波による浸水対策としての擁壁工事(高低差ある土地の斜面を安定させ、崩れることを防ぐための工事)に際し、”「南港魚つり園護岸及び大和川北防波堤(もと大阪南港魚つり園)」について、一部使用できなくなる”通達を発信しました。工事期間は令和6年2月1日から令和7年3月31日になる予定とのことです。

南港魚つり園護岸及び大和川北防波堤(もと大阪南港魚つり園)をご利用のみなさまへ

注意したい変更点

工事は約一年間にわたって全エリア閉鎖(「大阪南港魚つり園護岸」自体休園)のプランもあったそうですが、半年ごとに釣りエリアの半分ずつを閉鎖することで落ち着いたようです。そう、2024年度は釣りエリアが制限されるため、注意が必要です。

「大阪南港魚つり園護岸」が長期工事中 【変更された釣り場と入退園ルート】を紹介旧護岸(左)と新護岸(右)の地図(作図:TSURINEWSライター夕日とぼうず)

大阪市の発表では、工事第一期となる令和6年2月1日~令和6年7月31日(予定)は、新しい入退園門からのルート(のちほど述べます)を通って護岸に出た南のエリアが使用可能、工事第二期となる半年後の令和6年8月1日~令和7年3月31日(予定)は護岸に出た北のエリアが使用可能となるようです。つまり、釣り場が従来の半分ほどになるイメージですね。

「大阪南港魚つり園護岸」が長期工事中 【変更された釣り場と入退園ルート】を紹介工事のため閉鎖中(提供:TSURINEWSライター夕日とぼうず)

入退園門も変更

また、工事によって入退園門が変更となっています。これまでは無料駐輪場の右手から入園していましたが、現在ではその逆、左手から入園し、かつてあった「大阪南港海水遊泳場(南港プール)」の通路を一部を通って売店・手洗い場を経由して護岸へ出るルートとなっています。

「大阪南港魚つり園護岸」が長期工事中 【変更された釣り場と入退園ルート】を紹介南港魚つり園の案内(提供:TSURINEWSライター夕日とぼうず)

トイレは以前あった場所のままとなっており、釣り場からトイレへ行く際は時間がかかるため、余裕をもってトイレへ向かうことをお勧めします。

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