栗巣川での渓流エサ釣りで20cm超ヒレピンアマゴと対面(岐阜)塩イクラが決め手?

栗巣川での渓流エサ釣りで20cm超ヒレピンアマゴと対面(岐阜)塩イクラが決め手?

2月1日にホームグラウンドの岐阜県・長良川郡上漁協管内の渓流釣りが解禁になって5日目の2月5日、再び郡上の渓流に立った。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

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淡水の釣り 渓流釣り

栗巣川で渓流釣り

釣行当日はお昼前から雪が降る予報なので、夜明けごろに準備を開始。まずはコンビニで食料を調達し、熱いコーヒーで目を覚ます。

その後長良川本流で、カワムシのキンパクを採取する。まだ時期が早いせいか、思ったほど捕れないしサイズも小さい。今回はイクラも持参した。

イクラは釣りエサ用に加工されたイクラではなく、塩イクラを使用。高級寿司店で扱われるような高価なイクラだ。釣りエサ用に加工されたイクラは、中のエキスがすぐになくなってしまうが、高級イクラはエキスがすぐには出ない。

また加工されたイクラは薄皮に張りがあり、食い込みが悪くなるような気がする。塩イクラは柔らかく食い込みが良い。高価だが試してみる価値はあると思う。

栗巣川での渓流エサ釣りで20cm超ヒレピンアマゴと対面(岐阜)塩イクラが決め手?塩イクラは初期に効果的(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

まずは大和地区の各支流を見て回るが、渇水状況で厳しそうだ。どこへ行こうか迷ったが、「勝手知ったる」栗巣川水系でサオを出すことにした。子供のころから通う川なので、何とかなるだろうとの思いだ。

下流部の入りやすいポイントは、解禁からすでに多くの釣り人がサオを入れているので、上流へ車を走らせた。

上流部は景観が良く、自然と一体化できるので癒やされる。できれば段々瀬の渓相が好ましい。渇水の場合段々瀬だと、棚ごとに深みができる。初期はそんな深みにアマゴは身を潜めているからだ。

当日のタックル

サオは4.5mのズーム式を短くして使う。天上イトは0.8号、水中イトは0.2号、オモリはゴム張り式のB、ハリは忍ヤマメ4号で探り始めた。

栗巣川での渓流エサ釣りで20cm超ヒレピンアマゴと対面(岐阜)塩イクラが決め手?当日のタックル図(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

16cmアマゴヒット

まずは定番の大石裏の深み。1投目は不発。エサが沈み切っていないと思い、目印を上にズラしてしっかり沈めて流すと、コンコンと小刻みなアタリが出た。少し待ってからアワせると、まだサビが残る17cmほどのヒレピンアマゴがタモに収まった。典型的な谷アマゴだ。

次にちょっとした小淵を探る。ここでもエサをゆっくり流すとプチ入れ食いになったが、サイズは15cm以下が多い。もちろん15cm以下は即リリースした。

次に段々瀬の白泡下。ここはイワナが食ってきそうだが、釣れたのは18cmほどの谷アマゴ。さらに釣り上り、今度は木の下のサオ抜けポイント。1投目で食ってきた。少し走ったが、16cmほどのアマゴだった。

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