釣りを今よりもっと楽しむためにオススメしたい【4つのプラスアルファ】

釣りを今よりもっと楽しむためにオススメしたい【4つのプラスアルファ】

釣りという趣味は、実に素晴らしいものだ。大自然に溶け込み、海や川と対話を楽しみながら、魚との駆け引きに興じる。こんなに楽しい遊びは他にないと言えよう。そんな釣りをもっと楽しむために、著者が日ごろからプラスアルファで楽しんでいる4つの事柄を紹介しよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

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荻野祐樹

釣り歴は約25年。得意ジャンルは渓流釣りと、カワハギ・タチウオ・メバル(全て餌釣り)等。解りやすい!をモットーに発信していきます。

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目次

魚や景色を美しく撮影する

著者は渓流釣りをメインに楽しんでいるのだが、渓流界隈で流行っているのが渓魚の撮影だ。一眼レフやミラーレスを持参して撮影し、インスタにアップしているアングラーも多い。また、高性能スマホでも十分に楽しむことが可能だ。という事で、今回はスマホ撮影のテクニックを見ていこう。ピントは魚の目に合わせる。

釣りを今よりもっと楽しむためにオススメしたい【4つのプラスアルファ】目は重要なポイント(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

どんな撮り方であっても、魚をメインに撮影する場合は魚の目にピントを合わせておきたい。これはマストテクニックだ。

画角や構図を工夫

真上から素直に撮るだけよりも、奥行きや距離感を利用したり、魚・カメラの向きを工夫することで、より大きく、迫力のある写真が撮れる。

釣りを今よりもっと楽しむためにオススメしたい【4つのプラスアルファ】全体がブレないように(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

魚が呼吸できる状態で

魚は生きている時が最も美しく輝く。そしてリリース前提なら、手早く撮影してダメージがないうちにリリースする等、魚に対する配慮も大切だ。これらを考慮し、可能ならば魚のエラが片方だけでも水中に浸った状態で撮影すると良い。熱いアスファルトの上に置く、といった行為は絶対に避けよう。

釣りを今よりもっと楽しむためにオススメしたい【4つのプラスアルファ】魚は優しく扱いたい(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

枚数は多めに

生きた魚を撮影するため、当然跳ねたり暴れたりする。撮れたと思っていても、後で見返すとブレていた……なんてことは日常茶飯事なので、ある程度多めに撮影しておこう。著者は1匹あたり3枚~5枚程度撮影し、帰宅後に整理してから記録として残している。

釣りを今よりもっと楽しむためにオススメしたい【4つのプラスアルファ】時にはこんな失敗もある(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

指南記事を見て勉強

現在はTSURINEWSライターでありブロガーである著者も、昔は様々な撮影指南記事を見て勉強した。当TSURINEWSでも解りやすく紹介してくれている記事があるので、よりこだわりたい方は是非参考にしてみてほしい。

景色も美しく撮影

これはある程度センスが問われる領域ではあるが、何度も撮影していると自ずと美しい写真が撮れるようになる。必要なのはトライ&エラーの精神だ。画像加工機能を利用して色味を調整してみたり、第三者から意見をもらうのも良いだろう。

釣りを今よりもっと楽しむためにオススメしたい【4つのプラスアルファ】景色も併せて楽しみたい(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

魚を美味しく食べる

釣った魚をリリースする方も多いと思うが、著者は断然キャッチ&イート派。著者が実行している美味しく食べるための作業を紹介しよう。

スカリで生かす

釣った魚は帰、宅直前までスカリやバッカンで生かしておく。渓魚の場合は脳天にデコピンをすれば活け〆完了となるので、そのままビクに放り込んでいる。

釣りを今よりもっと楽しむためにオススメしたい【4つのプラスアルファ】著者にとってこちらはマスト(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

活〆と血抜き

生きた魚をクーラーに直接放り込むのは、鮮度の面を考えるとNGだ。例え小鯵であっても、ナイフでエラブタの上を刺し、海水氷に放り込んで氷〆するだけで、帰宅後の鮮度が驚くほど違う。また、氷が魚に直接触れると氷やけを起こしてしまうので、著者は魚をジップタイプの袋に入れている。肝を美味しくいただきたいカワハギを〆る場合は、肝に血が回らないように細心の注意を払いたい。

釣りを今よりもっと楽しむためにオススメしたい【4つのプラスアルファ】血抜きが完璧なキモ(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

帰宅後すぐにさばく

餌が胃袋に残っていると、そこから魚の身全体に匂いが移ってしまう。鱗・エラと共に、ハラワタはすぐに取り去ろう。その後水分をしっかりふき取って腹にペーパーを詰め、食べるまではラップでくるんで冷蔵庫に入れておこう。後は新鮮なうちに頂くことが何より大切だ。

料理レパートリーは豊富に

例えば著者の好きなアマゴであれば、塩焼き、ムニエル、天ぷら、から揚げ、南蛮漬け、チャンチャン焼きなど。カワハギであれば肝和えや握り等生食の他、煮付け、天ぷら、から揚げ、酒蒸し、カワハギ鍋、アラの味噌汁、干物と、実に様々な料理に合う。1魚種につき3~4種程度のレシピを保有しておけば、家族も飽きることが無いだろう。TSURINEWSに掲載されているレシピ記事も、是非参考にしてみてほしい。

仕掛けを自作する

サビキ仕掛けのように針数が多いものは市販品でも良いが、時間が許すのであれば極力仕掛けを自作したい。その理由を見ていこう。

喜びが違う

市販品は、メーカーが創意工夫を凝らしたうえで販売しているので、釣れるのはある意味当たり前。自分で手間暇をかけて仕掛けを自作すると、魚が釣れた時の喜びは格別のはずだ。

釣りのウデが上がる

慣れてくれば、その時々・状況に合わせた仕掛けを作ることが出来るし、世界に一つだけのオリジナル仕掛けを作ることもできる。これにより人より釣果を上げられれば、いよいよ名手の仲間入りと言えるだろう。

コスパ良し

例えばカワハギの胴突き仕掛け(市販品)を購入した場合、2~3セット入って300円~700円程度が一般的。一方自作すれば、針・ライン・サルカン・ビーズ等の材料費で済むので、1セット50円以下で作ることが出来る。また、サルカン・ビーズ・仕掛け巻は再利用が出来るので、釣行後に回収しておこう。

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