夜光で光るエギがあることはみなさんご存知かと思いますが、夜光でもピンクに光るエギを発見。実際に釣行で使ってみました。ピンク夜光の実力に迫ります!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・ふくしまりょうた)
ピンクの夜行カラーのエギだけで釣行
さっそく、今回の釣行に使用したエギを紹介します。
エメラルダス ピーク ピークタイプS
こちらはダート系のエギです。軽くロッドをしゃくり上げてポンポンポンとテンポよくアクションを入れてあげることで、左右に綺麗にダートしてくれます。
シンカーの形状が潮を逃すことなくどっしりと受け止めてくれる形状が特徴。エギの重みをしっかりと感じることができるため、アオリイカのあたりも手元まで伝わりやすく初心者の方にもおすすめのエギです。
エメラルダス ステイ ステイタイプS
こちらは非ダート系のエギです。同じ3.5号のエギと比べても高重量のステイ。高重量なので飛距離を出せるため、今までアプローチできなかったエリアにアプローチ可能です。
アオリイカのアタリはほとんどがフォール中に出るため、安定したフォールは必要不可欠。こちらのエギは、ヘッド部分のスタビライザーによってフォールがとても安定しています。
今回はこの2本のエギを使用し、縦の動きと横の動きでアオリイカを誘い出したいと思います。
使用タックル
ロッド:DAIWA EMERARDAS STOIST ST 73L-S
リール:DAIWA EXIST LT2000S
ライン:SANLINE PE-EGI ULT HS8 0.6号
リーダー:SANLINE EGI LEADER SV-1 1.75号
2杯のアオリイカをキャッチ
堤防に到着し先端には先行者の姿が。あいさつを済ませ足元を見てみるとイカ墨が……。釣果を訪ねてみると1時間ほど前に5杯ほど釣り上げたそうです。
干潮付近だったため、シャロータイプのエギから釣行をスタート。釣り始めてしばらくするとテンションがスッと抜けてイカのアタリがありました!
鋭くフッキングし足元までよせてくると……1kgほどのオスのアオリイカをキャッチできました!
その後ノーマルタイプのエギに変更し、テンポよく誘ってくると次は激しくひったくるあたりでヒット。2杯目は450gほどのアオリイカをキャッチできました。
狙ったポイントを解析
今回の堤防は熊本県天草エリアの街灯がない堤防。月明かりがある状況で、月の光に照らされて夜光のエギがうっすらと発光し、アオリイカに対してアピールできていたと考えられます。
足元に敷石が引かれており、周辺は磯周りのシャローのポイントになっています。今回は磯周りとごろたになっているところを中真にエギを通したところ、アオリイカからの反応を得ることができました。
なぜピンク夜光が釣れるのか
なぜピンク夜光が釣れるのかはアオリイカに聞いてみないと分かりませんが……赤系は一般的にはアオリイカには見えにくいカラーと言われています。持論ですが、ピンクのエギは周りに溶け込み、ナチュラルにアピールできているのではないかと思いました。
<ふくしまりょうた/TSURINEWSライター>