今回、葉山沖でジギング、タイラバで出船しました。オオモンハタだけでなく、相模湾では珍しい約50cmのコモンハタも釣れましたので、その模様をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・岸本真彦)
正月最初のボートルアー釣行
正月明けということでまずは赤いアマダイ狙い。葉山沖70mダチでタイラバからのスタートです。
タックル紹介
ロッド:紅牙x 69mhbーs
リール:18紅牙ic100pl-rm
ライン:PEライン0.8号の4ブレイドをチョイス
リーダー:フロロカーボン20lb
ジグはハヤブサのジャックアイtgスイム60グラム シルバーブルーグローバルゼブラを使いました。
50cm弱の謎のハタをキャッチ
アマダイ狙いなので底をネチネチと探ります。なかなかアタリも少なかったですがお仲間さんに待望のヒット。良いアタリだったものの、重いだけで引かないので根魚かと推察。上がってきたらみた事もない50cm弱のハタが上がり歓喜に沸きました。
魚の正体はコモンハタ
釣り上げた時は何のハタか分かりませんでしたが、ブリブリのハタで美味しいのは間違いないと確信しました。お仲間さんが帰って調べてくれて、コモンハタという種類でとても珍しいハタだということが判明。アマダイと同じような海域に生息しているみたいで、少し深場のハタだそうです。
ゼラチン質をもつハタでとても美味しく寒い時期に鍋など最高とのこと。私は、オオモンハタの小さい個体がコモンハタだと思っており、小さなオオモンハタが釣れたときには「コモンハタが釣れた!」と言っていましたが、違っていたようです。
恥ずかしい思いをしたのと同時に新たな発見ができました。ちなみにオオモンハタより大きくなる種類だそうです。
最近の相模湾の傾向
ここ最近はサメハダテナガダコやトゲカナガシラ等珍しいものがよく釣れています。温暖化の影響なのかも知れません。その後、私にも良い当たりが来て丁寧にやり取りしましたが、あがってきたら残念、良型のサバフグでした。
ホウボウジギングにチェンジ
その後はホウボウジギングに切り替え、水深20mから30m周りを攻めました。最近はオオモンハタがよく釣れるので、ハタに効くグロー系のジグをチョイス。初めはホウボウが釣れましたが、最後にキーパーサイズのオオモンハタが釣れました。
誘い方は底狙いで、魚の視界から消す程度でなるべく底を細かく探る感じです。ホウボウの場合は、ナワバリ意識があるので、居ればジグに向かって攻撃してくる可能性があります。
又、カブラを付けると尚更釣果が良くなりダブルで釣れることも。キープしたい人はカブラをおすすめいたします。
また多少の誘い方など意識することで釣果に差が出るのも面白い釣りです。また私の場合ハタを狙うジグはグロー系をチョイスするようにしています。今年はホウボウだけでなく高級なゲストが登場するかも知れません。
冬のハタは脂が多く刺身も美味しいですが、アラのチリ鍋も最高。
刺身の場合4日目が一番美味しく感じました。ぜひ冬の寒ハタを狙ってみてはいかがでしょうか?
<岸本真彦/TSURINEWSライター>