釣りをして魚を釣ること自体が社会貢献につながる。そんな素晴らしい未来を実現してくれるアプリが釣果記録アプリ『FishRanker(フィッシュランカー)」だ。今回、釣りフェスティバル2024inYOKOHAMAに初出展。ブースに訪問し、代表の谷川さんに話題の新機能やこれからの展開について話を伺った。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・小菊)
FishRanker(フィッシュランカー)
釣果記録アプリ「FishRanker」をご存知だろうか。釣りあげた魚をアプリに登録すればエリアや時間やサイズなどを記録でき、同じ地域や全国で釣られた同魚種のサイズ順位を瞬時に知ることができる。
カスタマイズも可能
自分の好みのエリアを設定すれば、対象地域の釣果情報で自分のタイムラインをカスタマイズできる。もちろん、他のユーザーとの「いいね」や「コメント」でのコミュニケーションも可能だ。
新機能「AI搭載カメラ」
スマホを魚に向けるだけで、魚の種類と大きさを測って自動で記録をしてくれる「AI搭載カメラ」が今回初公開された。
メモリアルフィッシュについては「アナログでもメジャーで測りたい!」というアングラーは多いだろうが、日々の釣果を全てメジャーで測るとなるとかなり手間。
この新機能を使えば片手で撮影〜登録までを一瞬で済ますことができる。これならチャンスタイムでも対応可能だ。
ブースの見所
今回が釣りフェスティバル2024inYOKOHAMA初出展となる『FishRanker』。ブースでは、上記の新機能を実際に体験できる。机に置かれた魚の模型に向かってカメラをかざせば、魚種の判定やサイズを測定できる。百聞は一見にしかず、ぜひ体験してもらいたい。
今後の展開
話題のAIも搭載となると、今後の展開がさらに気になってくる。谷川さんに聞いてみると、想定外のスケールの答えが返ってきた。なんと、今後は自分の釣果情報が社会課題の解決に役立つというのだ。
水産庁と連動
具体的には、ユーザーが登録した釣果情報を水産庁へ提供することで、日本の水産資源の管理、さらには資源保全の取り組みに役立てようというもの。つまり、大好きな釣りをして魚を釣り上げて記録をとるだけで社会貢献につながることになるのだ。
釣り場問題の改善にも
釣り人の存在自体が社会課題の解決につながるようになれば、とうぜん一般社会が抱く釣り人/釣りのイメージは向上するだろう。そうなれば、昨今の釣り場減少問題の改善にもつながると期待してしまうのは筆者だけだろうか。
生まれも育ちも佐渡島という谷川社長が、自然と釣りを心から愛するがゆえに開発した「FishRanker」の今後から目が離せない。
<小菊/TSURINEWS編集部>