東京湾でポピュラーな釣り物として初心者~上級者まで楽しめるのがシロギスです。春~夏にかけてのイメージが強い魚ですが、これから冬にかけては脂がのってさらに美味しくなる時期。この船シロギス釣りを、釣果情報を交えて紹介しよう。
船シロギス東京湾11月釣果情報
木更津桜井の雄士丸では、希望により出船し木更津沖で狙う。
金沢八景(漁港内)の進丸は18日午前で0~55尾。17日午前14~58尾。
金沢八景(瀬戸橋)の荒川屋で19日20~71尾。18日午前6~30尾。午後18~53尾。
冬にかけて、各宿で数も安定して釣れていて狙いめとなる。
冬キスのタックル
竿:専用も数多く、廉価版から高価格帯までさまざまだが、初めて購入するならエントリーモデルで十分。
使用するオモリの号数は10~20号前後のため、その範囲のオモリ負荷を持った長さ1.6~1.8m前後のものをセレクトしよう。
調子は8対2~7対3程度で、穂先がしなやかかつ、感度のいいものほど、アタリが取りやすい。
リール:この釣りで仕掛けの投入や回収がスムーズに行えるのは、小型のスピニングリール。慣れてくれば仕掛けを前方にキャストして広範囲に探ることもできる。使用するミチイトはPEライン0.6~1.5号。100mほど巻いてあれば問題ない。
冬キスの仕掛け
仕掛けは天秤または胴突きとなる。
天秤はさまざまな種類があるものの、お勧めは固定式のシンプルなもので、腕長10~15cm前後が絡みが少なく、扱いやすい。
仕掛けは、フロロカーボン0.8~1.5号を使用した全長0.6~1m程度。ハリには流線や競技キスの7~8号の2本バリ。
胴突きはミキイトがフロロカーボン2~3号で50~60cm程度。オモリの上部約10cm前後からフロロカーボン0.8~1.2号程度で20~30cmの枝スを出し、ハリは同じく流線や競技キスの7~8号が一般的。
オモリは船宿から指定があれば、それを基準に10~20号を複数用意しよう。