10月から12月上旬にかけていろいろな大会参加と大会運営などでなかなかプライベート釣行に行けていなかった。ようやく時間も取れ、天気も味方してくれた12月19日、主宰している磯釣り奨励会の入会2年目の五百蔵さんと伊豆半島最南端の石廊崎へ釣行してきた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・塩田哲雄)
釣り開始
五百蔵さんが左角に釣り座を取り、私はその右に少し離れてバッカンを置いた。五百蔵さんの左には、離れの根があり、その切れ込みに寄せた波で良い感じのサラシが出来ている。
私から五百蔵さんに、切れ込みの岩にコマセを撒き、巻き込むサラシでコマセが海底に沈みながら沖へと払い出す。そこで、仕掛けを払い出すサラシの先端に投入して、コマセと同調させて狙うようにとアドバイスをした。
本命のメジナが揚がる
釣り開始1投目からウキが綺麗に消し込むアタリが出た。上がってきたのは尾長メジナの26cm。サイズこそ小さいながら、幸先が良い。
その後は、五百蔵さんは、ヒットパターンを掴んで、32cmまでの尾長メジナを釣り上げていた。
私は、沖に緩い潮が出て、その先で右へと流れ出しているその潮筋に狙いを定めて仕掛け投入とコマセを撒いて狙った。私のポイントも五百蔵さんのポイントと同じように、1投目から尾長メジナが来た。そこで、ハリをGハードV2セレクトグレ6号に結び替えた。
35cmの尾長メジナを手中
フトコロが狭く軸がやや長めなので、良型の尾長メジナにも十分対応できるハリだ。その後もヒットしてくる魚は全て尾長メジナ。サイズも25cm~30cmクラス。時間と共に少し潮は速くなり、いよいよ良型が期待できる時間だ。
期待を込めて、沖30mほどの潮目に仕掛けを投入して狙った。作戦が的中。スパッと消し込んだアタリを取ると、竿先に伝わる感触は今までとは違う。
磯際に大きな沈み根とハエ根が出ているので、下に潜られないように気を付けて取り込んだ魚は、35cmの尾長メジナであった。納得のサイズではないが、口太メジナとは違う鋭角的な引きが堪らない魅力。