海のギャングと言われるウツボ。見た目から、苦手な人も多い。しかし、食べてみると、かなり美味しい。今回は「ウツボの塩ゆで」を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
釣期
九州地方のウツボは真冬を除けば、おおむね一年を通して狙える。磯から底物釣りのゲスト魚として顔を見せる。旬は初夏ごろといわれ、丸々と肥えた大型が釣れる。
持ち帰り方
釣り上げたウツボはハリが付いたままクーラーに収納。3時間ほどで動かなくなるので、このタイミングでハリを外す。ただ、ハリをのんでいる場合は、そのままにしておこう。
下処理
持ち帰ったウツボは塩もみして滑りをとる。次に頭、胴、尾っぽを切り離し、胴のワタを取れば下処理は終わり。
今回は骨が複雑に入った頭と尾っぽを使用。胴は刺し身など別の料理に向いているため、ひとまず冷蔵庫で保存。
霜降り
下処理を終えたら、食べやすい大きさにカット(ぶつ切り)して鍋に投入。
これに水を張り、火にかける。ひと煮立ちさせ、お湯を切れば霜降りの完了。
あとは再び水を張り、塩を加えてゆでていく。ウツボの大きさにもよるが、15分前後でOK。
フィニッシュ
ゆでたウツボは鍋から取り出し、皿にのせる。あとはポン酢をかけてフィニッシュ。手に持ってかぶりつく。コラーゲンたっぷりだからか、最近は若い女性にも人気があるそうだ。
<松田正記/TSURINEWSライター>