丹後エリアの【ディープタイラバ】秋の陣に熱視線 青物混じりで大ダイ連発も

丹後エリアの【ディープタイラバ】秋の陣に熱視線 青物混じりで大ダイ連発も

関西屈指のタイラバフィールド丹後半島。当地を代表するスタイルのディープタイラバが最盛期に突入。京都府京丹後市にある浅茂川漁港から出船しているシーマンから秋のマダイラッシュ開始の報が届いた。状況とともに当地のゲームの魅力について紹介したい。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 五井)

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秋の好機突入で大ダイ連打&数も上昇中

シーマンが出船している浅茂川漁港は丹後半島の西の付け根に位置し、港の西側から経ヶ岬周辺までの広い範囲がフィールドだ。

丹後エリアの【ディープタイラバ】秋の陣に熱視線 青物混じりで大ダイ連発もシーマンでこのサイズが続々とヒット(提供:TSURINEWS編集部 五井)

マダイラッシュの幕が上がったのは10月19日、50cm~75cmアップのマダイが船中23匹、サオ頭は6匹の大漁。リトリーブスピードはミディアム、ボトムから10mほど上でのヒットが多かったそうだが、底から20~30m上まで探るのがセオリーとのこと。

その後も、シケを挟んだ24日には75、72cmを筆頭にマダイで全員安打達成。27日も船中22匹の釣果で、サオ頭は6匹をキャッチした。

なお、マダイを狙う過程で、ポイントによってはブリやメジロが釣れている。青物のポイントではジギングでこれを狙ったり、状況が許せばタイラバとジギングを並行して行ったりできる。今の時期の日本海の青物は脂もよく乗り最高のお土産。ジグはセミロング系の150~250gが中心。ベイトが小型のときはタングステンの150~180gが好適とのこと。

丹後エリアの【ディープタイラバ】秋の陣に熱視線 青物混じりで大ダイ連発もブリやワラサも併せて狙える(提供:TSURINEWS編集部 五井)

丹後半島浅茂川沖のディープタイラバ

ディープタイラバというと水深150m前後を攻めるイメージだが、10月末時点でのシーマンでのゲームゾーンは水深100mほどの比較的攻めやすい水深帯。船の流し方はタイラバで最も効果的なドテラ流しだ。

ヘッドやユニット

使用するタイラバのヘッドは200~300g前後。10月下旬時点では100mラインを攻めており、200g前後がメインに。ただし、風や潮流が強い日や、より深場を狙うケースでは300g前後かそれ以上を持参したい。

素材はタングステンが有利だが、これでないと食わないということはない。

丹後エリアの【ディープタイラバ】秋の陣に熱視線 青物混じりで大ダイ連発も当地で鉄板の鱗道のネクタイ(提供:TSURINEWS編集部 五井)

ユニットに関しては、ベイトや活性でまちまちなので釣行前に船長に問い合わせるのがベスト。ちなみに10月末の時点ではカーリータイプが良く、カラーはオレンジ系や赤系によく反応していた。

なお、当地で鉄板アイテムとなっているのがUROKODO-鱗道のネクタイユニット、ヘッドはトップスジャパンのレッドスナイパーなど。

丹後エリアの【ディープタイラバ】秋の陣に熱視線 青物混じりで大ダイ連発もレッドスナイパー(提供:TSURINEWS編集部 五井)

ラインについて

深場でのドテラ流しのためラインは極力細くと考えがちだが、どっこい船長の推奨はPEライン1号。リーダーは5~6号。船や潮が流れるのが速いとファイト時に受ける魚体の抵抗も大きい。

丹後エリアの【ディープタイラバ】秋の陣に熱視線 青物混じりで大ダイ連発も重量級のファイトも想定しよう(提供:TSURINEWS編集部 五井)

繊細さとファイトの効率のバランスからこの仕様となった。また、大型青物が食うこともあり、横の人に長時間の投入待機をさせないためにも推奨値のラインを使ってほしい。

丹後エリアの【ディープタイラバ】秋の陣に熱視線 青物混じりで大ダイ連発もラインのストックは400m以上を(提供:TSURINEWS編集部 五井)

なお、リールへのラインのストック量は400mが標準。高切れによるロスも考え600m巻く人もいる。200~300mラインが出ることを想定し準備をしよう。

冬に備えて荒食うマダイは今がチャンス

以上、当地のディープタイラバについて簡単に触れたが、このゲームの最盛期は今。冬に備え、深場に落ちる前にマダイたちは荒食いをする。

丹後エリアの【ディープタイラバ】秋の陣に熱視線 青物混じりで大ダイ連発も選択的に大型が狙える(提供:TSURINEWS編集部 五井)

ディープタイラバでは選択的に良型が対象になるため、70~80cmの大型との出会いも多い。レコード更新やハチマルとの出会いを求めている人には大きなチャンスだ。

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