伊豆エリアのエギングで秋アオリイカ連続キャッチ 夜釣りは手感度が大事

伊豆エリアのエギングで秋アオリイカ連続キャッチ 夜釣りは手感度が大事

今回は、伊豆エリアで秋イカ狙いのエギングを行った。しかし、水温は25度の表記。外気温も27度とまだまだ残暑が残る状況だったのには驚きを隠せない。暖かい水温でも釣りをするには問題なしだが、釣果はいかに……。夕方になり風北東の風、思っていたより吹いている状況で天気は晴れ。潮は中潮となる。17時30分過ぎに日没のタイミングを迎える。月が出るタイミングまでが勝負だ。

静岡県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・野中功二)

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野中功二

伊豆をメインフィールドとするローカルアングラー。エギングメインですが、ジャンル問わず、海山に囲まれ自然に恵まれた伊豆で旬の釣りを楽しんでいます。

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ソルトルアー エギング&イカメタル

本命が連続ヒット

次に訪れたポイントは北川漁港。北東側に向いている堤防で正面からの風を受けるポイントとなる。到着時刻は17時30分過ぎ、風を正面から受ける状況で、他のアングラーは居ない。

伊豆エリアのエギングで秋アオリイカ連続キャッチ 夜釣りは手感度が大事北川漁港全景(提供:TSURINEWSライター・野中功二)

海面に出来た泡で潮の流れを確認。堤防先端は正面から右手に動いているようだ。明るい内なら目視で確認できるため、沖の横に走る潮目の変化を探る。

エギは、「DUEL ダートマスター3.5号 ケイオレンジオレンジイソスジ」を選択。

回収時、何かがラインに触る感覚があったため、ベイトの存在を確認。右側の深場にキャストしカウントダウンを開始。少し長めに沈めアクションすると重さを感じる。

潮が動いていて、変化があるこの場所をポイントだと確信して集中すると、竿先を「グィ~~ン」と持っていくアタリが。合わせると秋イカサイズが顔を出す。

伊豆エリアのエギングで秋アオリイカ連続キャッチ 夜釣りは手感度が大事秋イカサイズのアオリイカを手中(提供:TSURINEWSライター・野中功二)

数投するとまたしてもアクション後に竿先を持っていくアタリ。同サイズだが2杯目をキャッチ。

伊豆エリアのエギングで秋アオリイカ連続キャッチ 夜釣りは手感度が大事同サイズの秋イカが釣れる(提供:TSURINEWSライター・野中功二)

さらにアクション後にタダ巻きしてみたところ、3杯目をゲットできた。

伊豆エリアのエギングで秋アオリイカ連続キャッチ 夜釣りは手感度が大事3杯目の本命をゲット(提供:TSURINEWSライター・野中功二)

月が顔を出した途端潮も動かなくなり納竿とした。

伊豆エリアで有効な戦略

ナイトゲームでは、暗くなる前にポイントに到着することをおすすめする。目視で潮の向きを判断できるだけでなく、障害物を避けながら釣りができるからだ。

この時期の伊豆は伊勢海老の刺し網が始まっており、堤防周辺や磯の周辺に網が張られる。暗くなる前ならば、網にエギが絡まないようにキャストできるだろう。

ナイトゲームでは、手返しが早いエギからスタートして、活性が高い烏賊から狙っていくのがおすすめ。フォールでシャクリ、シャクリ重さがある周辺を探る。海面が見えないナイトエギングは、手感度が重要だ。

ローライトではケイムラが有効とされており、視野性の良いカラーとナチュラルなカラーの両方を準備した方が、その日の状況にアジャストできる。

足元までゆっくりとタダ巻きするのも有効。ただしこの時、注意しないといけないことがアワセ方だ。イカは、動いているエギを触腕で掴みに行く感じでエギにアプローチするので、思いっきり合わせるのではなく、向こう合わせが良い。

足場が高い場所や風が強い場合は、ロングロッドが有効だ。

安全に配慮して楽しいエギングを

足場の良い場所や通いなれた場所であっても、ライフジャケットの着用が望ましい。他にも、波が少し高い場合は、突発的に大きな波が来る場合もあるので、背中を見せないようにしたい。

また、転倒の恐れがあるため、足場が濡れている場所での釣りも避けるのが賢明だ。これらを注意して楽しいエギングを楽しんでほしい。

<野中功二/TSURINEWSライター>

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北川漁港