プログレチーム広島のオフィシャルスタッフの土岡和成君と藤井海斗君が天候不順の合間を縫って8月10日、山口の周防大島にメバリング、アジング釣行した。豆アジが多く、キープサイズは少なかったものの本命のアジとメバルが登場した釣行の模様をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)
周防大島でアジング&メバリング釣行
ちょうどそのころ、台風6号は朝鮮半島方向に抜け、台風7号はお盆の時期を直撃し、紀伊半島から関西エリアを巻き込みながら東北の海上を北上。私も福岡へ帰省するのに山陽道は速度制限されてノロノロ運転。さらに盆明けに戻るころに新幹線は計画運休などでダイヤは丸一日遅れた。幸い福岡の実家はほとんど影響なく、ルアー一式持参しておけば良かったと後悔した。
さて、このところ大島一帯はアジの回遊も群れが小さく、逆にメバルの活性が上がっている釣り場が散見される。土岡、藤井両君に尋ねても、とにかく各釣り場を転々とする感じで釣果を伸ばす感じと答えている。
豆アジ主体も本命登場
最初にロッドを振った由良では豆アジが多く、キャッチ・アンド・リリースの繰り返しばかりで20cmオーバーのキーパーサイズは2人でやっと2ケタの釣果だった。
次に入釣した船越では常夜灯の影になった部分を徹底的に狙ってやっと20cm級のメバルが顔をだしたという。
当日のタックル
土岡君の仕掛けはロッドが鰺道582L、リールがカルディア2000番、PEは新発売のAjingSOFT D‐PETXBRAIDSPECIAL0・4号、リーダーはXBRAIDUP‐GV12の0・4号。
ジグ単はバグバレット・スレアジー1g、ワームはアジミルクのストリーマーを最初に使用していたが徐々に魚に見切られ、最終的にエコギア熟成アクア活アジストレート2.3インチで狙い、熟成アクア活メバルシラス2インチでメバル専門に狙った。
クラゲの異常発生に苦戦
しかし、結果的にメバルの食いは上がってきたが、20cmオーバーは僅か3尾に終わり、後はキャッチ・アンド・リリースに終始した。これほどまでに食わない原因のひとつにクラゲの異常発生が考えられる。
とにかく、ジグを落とす場所を探すのにひと苦労する。たまたま遠投してクラゲのバリアをうまく仕掛けが通過した時にアジ、メバルがワームを目がけているとすると非常にやっかいだ。早く以前のような海に戻ってほしいものだ。
<週刊つりニュース西部版APC・川原直毅/TSURINEWS編>
周防大島