10月末、釣友の庄山さんが山口県下関市の南風泊港から出船している大和丸で、泳がせ釣りと落とし込み釣りに行くということで同行した。船中みんな大満足の釣行をレポートしよう。
泳がせ好ポイントへ
到着すると、田中さんが「ここは一週間前にヒラメが連発したポイントです」と教えてくれた。
納竿時刻まであと1時間。再び泳がせ釣りに切り替え開始した。
すると、仕掛けが着底した直後、ほぼ同時に2人にヒット。1人はバラしたが、宮崎さんがヒラゴをキャッチ。直後に庄山さんにもヒットし、ヒラメを釣り上げた。
ここからヒラゴ、ヒラメが連発!順調に数を伸ばしていった。
田中さんから「ここはヒラマサが多いので、ハリスは最低でも10号を使い、15号までを準備していれば対応できると思います」と、アドバイスをくれた。
その後も何度も流し替えながらヒラメ、ヒラゴ、アコウなど多彩にヒットさせた。
最終釣果とまとめ
帰港後、改めて釣果を見ると、15尾以上のヒラメを筆頭に青物も多数交えた釣果が大型クーラーに敷き詰められていた。
大和のベテラン船長のポイント選びと田中さんのサポートで好釣果を得た同船者は「いやー、楽しかった!」と、口を揃えていた。
今回、大物の引きとやり取りをダイレクトに楽しめる手巻きでのタックルが多かったが、大和丸には電動リール電源が各釣座に設けられているので、電動、手巻きどちらのタックルでも楽しめる。
自分に合った釣り方で挑戦してみよう。
今後もヒラメ釣りは、大座布団級も十分期待できるので、ぜひ釣行してみてはいかがだろうか。
底を狙うため、根掛かりはもちろんだが、大物からハリスを切られることも多く、仕掛けの予備は十分に用意しよう。
<週刊つりニュース西部版 防野孝之/TSURINEWS編>