10月後半に2日連続で愛知県碧南市の大浜漁港へ夜釣りに行った。ヘチを狙ってのミャク釣りでセイゴをたくさん釣ることが出来たので紹介しよう。
初日の大浜漁港
漁港入り口の北側に到着すると、波も風もなく夜でも寒さを感じない絶好の釣り日和。周りが薄暗くなり、ちょうどいい時間帯だ。陸っぱりの夜釣りは1年ぶりなので、昨年実績のあったこのポイントを選んだ。
衣浦港の干潮は午後8時24分の小潮回り。開始したのは午後6時すぎで、潮止まりまでの約2時間サオを出した。
ヘチ狙いのミャク釣り
当日の仕掛け
釣り方はミャク釣りのヘチ狙いだ。
オモリの1ヒロ上にケミホタルをセットし、それを目印にして水面から1m上げ、エサがゆっくり落ちていくのをイメージしながら底まで落としていく。
水深は約3m。オモリが着底してもケミホタルの明かりは見えるので、ケミホタルが止まった時点で着底が分かる。
アタリがなければ、誘い上げる要領でアタリを確認しながら最初のタナまで上げる。
昨年は誘い上げるときより落とし込んでいくときの方がアタリは多かった。そして少しずつ移動してアタリのあるポイントを探していく。
25cmまでのセイゴ連発!
開始して5分、水面から1ヒロの、ちょうどケミホタルが水面に入ったところで急に目印が沖へ動いた。すぐにサオを立てるとヒット。引きを楽しみながら上げたのは20cmほどのセイゴだ。しっかりハリをのみ込んでいた。
その5分後には目印が水面までいかないうちにヒットして同型を追加。そして今度はオモリが着底する少し前にヒット。
この日のタナは水面下1mから底付近までと幅広かった。目印を水面から50cm上げたところから少しずつ落としていくと、着底までのどこかでアタリが出る。
サイズは17~20cmがメイン。少しずつ歩いて移動していくと面白いようにアタリがあった。
エサが着底したときは16cm前後のカサゴがヒットすることもあり、中層ではセイゴ、底ではカサゴ狙いに徹して数を伸ばす。次第にセイゴのサイズも良くなって25cmクラスがヒット。
初日の釣果は?
夢中になって釣りに没頭、ふと時計を見ると午後8時になっていたので納竿した。
当日の釣果はセイゴ17~25cm23匹、カサゴ15~17cm4匹。
セイゴは釣り上げた時点でアゴを折って血抜きした。半分以上は死後硬直しておらず、刺し身のモチモチ感がなんとも言えずおいしかった。残りは身だけにして後日、唐揚げにして食べたが、ビールのおつまみとしても最高だった。