アユ特別解禁日の友釣りで25匹キャッチ【岐阜・和良川】120匹釣る凄腕も

アユ特別解禁日の友釣りで25匹キャッチ【岐阜・和良川】120匹釣る凄腕も

5月27日、岐阜県郡上市・和良川のアユ特別解禁の初日は650人超のアングラーが入川。大盛況の当日には、人気のアユ買い取り場に120匹も持ち込むすご腕アングラーも。本格的なアユ釣りシーズン到来で楽しみだ。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

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淡水の釣り アユ釣り

和良川アユ特別解禁の初日釣行

5月27日、岐阜県郡上市和良川へアユ特別解禁の初日に釣行した。当日午前2時ごろに現地に着くと、国道沿いに多くの他府県ナンバーの車が止まっている。やはり人気の高い河川だ。

オトリ店の和楽笑に到着して、年券と養殖オトリを購入。店主に状況を聞くと、特別解禁日は平水でアユ釣りには最高らしい。そして遠方の熱海からやって来た釣友の保土田剛さんと合流。私たちは法師丸橋下流に陣取り、静かに夜明けを待つ。

見ると、多くのアングラーが夜明けを待っている。4時すぎ、薄明るくなると、大勢の太公望が準備にかかる。

アユ特別解禁日の友釣りで25匹キャッチ【岐阜・和良川】120匹釣る凄腕も当日の釣り場(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

早々に18cm、アユ釣り開幕

早々に私の上流に入ったアングラーのサオが曲がった。私も養殖オトリを流芯へ送りだすと、いきなりガツガツッと野アユの体当たり。ラインが下流に張った。慎重に引き抜いて無事タモに収めたアユは、黄色い追い星が鮮明な18cmだった。これで今季和良川のアユ釣りは開幕した。

しばらくすると剛さんのサオが曲がり、ニンマリ顔でナイスキャッチ。

アユ特別解禁日の友釣りで25匹キャッチ【岐阜・和良川】120匹釣る凄腕も保土田さんナイスキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

時合いには3連発も

この日早朝は肌寒く、水温も低かった。そのせいか連発を期待してピンピンの野アユを泳がせるが、しばらくは静かな時間が過ぎる。周囲のアングラーは、単発ながらもボチボチを掛けている。

やがて日が昇り青空が広がると、ガツガツと小さなアタリが伝わった。やがて目印が下流に向かうと、サオが大きく曲がる。引き応え十分の背掛かりだ。ここからアユの追いが良くなり、プチ時合いに入って3連発だ。

トモ釣りは循環の釣りだから、元気な野アユを泳がせればすぐに掛かる可能性は高い。川は平水で大勢のアングラーがサオを出しているので、隣同士や対岸のアングラーとサオが当たることも。

そんななか、剛さんは泳がせ釣りに徹してコンスタントにサオを曲げて楽しんでいる。私は少しハリ先が鈍ったので、ハリを交換すると掛かりが良くなった。

昼食タイムで休憩すると、午前中に私は14匹、剛さんは16匹だった。

午後から野アユの食(は)みだしに期待すると、背掛かりの野アユが連発。さら追いが良くなったようだ。しかもサイズアップしてきて、良型が体当たりしてくるので迫力満点だ。

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