アユのトモ釣りおすすめ河川紹介2023:秋川【東京都】混雑時には太めのイトを

アユのトモ釣りおすすめ河川紹介2023:秋川【東京都】混雑時には太めのイトを

東京都を流れる秋川の解禁日は6月3日(土)。放流予定数は4000kgで、すでに稚アユ放流は5月初旬で済んでいて、今後成魚放流も予定されている。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・乙戸裕之)

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淡水の釣り アユ釣り

秋川のポイントを紹介

掲載写真は、すべて5月6日に撮影したもの。河川で行き会った漁協の支部長に様子を聞くと「減水気味で、アカ付きやアユの成長非常に心配です」とのことで、恵みの雨を期待していた。

以下、アクセスを含めて総合的に安心して入川できる中流域(五日市地区)のポイントと、解禁時のタックルについて紹介したい。

小和田グラウンド周辺

グラウンド前がトロ場から瀬を形成している好ポイント。上流にエン堤からの吐き出しがあり、専門に狙っている人もいる。対岸の少し下流には漁協の仮事務所があり、数台の駐車が可能。オトリ販売所もある。

アユのトモ釣りおすすめ河川紹介2023:秋川【東京都】混雑時には太めのイトを販売所前は岩盤がほとんど(提供:週刊つりニュース関東版APC・乙戸裕之)

オトリ販売所の前は上流の瀬からの流れがやや左にカーブし、深みを形成している。やや大石の点在するこの瀬は、瀬釣りの人には好ポイント。下流の深みは徐々に下流に下ると岩盤になっていて、追い気のある野アユが縄張りを主張しているのがわかる。サイトフィッシングで狙う人にオススメだ。

秋川橋周辺

JR武蔵五日市駅から5分ほどの好立地。橋のたもとで入漁券、オトリアユを購入できる。橋の上流は小砂利の平瀬で、泳がせ釣りの人には好ポイント。増水時にアカ飛びしやすいので、川見はしっかりしよう。

アユのトモ釣りおすすめ河川紹介2023:秋川【東京都】混雑時には太めのイトを トロ場の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・乙戸裕之)

橋下流にはエン堤があり、右岸側に魚道がある。落ち込みは深く、岩盤で形成されており、遡上してくるアユが溜まるポイントとなっている。

舘谷地区

JR武蔵五日市駅から15分ほどの距離で、河原へ駐車可。組合の役員が経営する舘谷売店ではオトリ、入漁券はもちろん、日々の新鮮な情報が得られる。

アユのトモ釣りおすすめ河川紹介2023:秋川【東京都】混雑時には太めのイトを舘谷地区は河原に駐車可(提供:週刊つりニュース関東版APC・乙戸裕之)

販売所前は岩盤がほとんどで、安全に渡渉できるよう下流側にロープ張ってある。それを利用して対岸へ進めるが、岩盤に入り込むと引き返せなくなるので慎重な行動を心がけよう。

解禁時のタックル

解禁時は混み合うことを想定し、小回りの利く短竿がオススメ。先調子などの選択肢もあるが、8~8.5mでいいと思う。

アユのトモ釣りおすすめ河川紹介2023:秋川【東京都】混雑時には太めのイトを カワウ対策もされている(提供:週刊つりニュース関東版APC・乙戸裕之)

水量の少ない今年は、ポイントが狭くなることが予想される。そこへ何人もの仕掛けが入るとなると、水中イトもトラブルの少ない太め、目印もほかの釣り人から見やすい大きめがいいだろう。

ハリ先の点検はまめに

浅場では、根掛かりを減少させる釣り方、ハリの選択が要求される。ハリの形状選択を悩むよりも、ハリ先へ神経を集中したほうがいい。根掛かりの都度、まめに点検しよう。

<週刊つりニュース関東版APC・乙戸裕之/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
秋川
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年5月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。