子どもから大人まで手軽に遊べるワカサギ釣りは、秋~冬のレジャーにぴったり!ここでは初心者向けに基本情報やタックルなどを解説する。
ボートでのワカサギ釣り
ボートでのワカサギ釣り
ボート釣りのメリットは、移動してポイントを探せることや、長竿が使えること、2~3本竿で攻められることが挙げられる。自分のペースやスタイルで釣れるため、数狙いに有効。
タックルは乗舟前にセットしておく。防寒対策はしっかり行い、必ずライフジャケットを着用する。長時間座ることになるので、座布団などを用意しよう。
ポイントはスタッフに確認しよう。引き舟サービスを行っている店もある。
ドーム船でのワカサギ釣り
ドーム船の利点はなんといってもその快適さ。厳寒期でも軽装で楽しめる。トイレなどの設備も充実しており、家族連れやグループに適している。
ドーム船はあらかじめポイントに停泊している場合と、桟橋から出船する場合がある。前者はボートで渡るので、防寒着を用意しておこう。乗合の場合は周囲に迷惑をかけないよう気をつける。喫煙はデッキで行うのがマナーだ。
また、事前予約が基本なので、休日に釣行する場合は早めの問い合わせを。
ワカサギ釣りのタックル
竿はボートなら1~2m、ドーム船では30~40cmが基本。穂先が交換できるものが多く、状況によって使い分けられる。
先調子はアタリを明確にとらえて掛けられ、胴調子は小型が多いときや食い渋りに強い。また、繊細なアタリが取れ、こまやかな誘いができる手バネ竿を使うのも面白い。
リールは小型スピニングや両軸でもいいが、近年は電動が主流。特に水深20m近い深場狙いで真価を発揮する。タナのデジタル表示やチョイ巻き機能、巻き上げの自動停止機能などもあり便利だ。
ミチイトは手巻きも電動も感度抜群なPEラインがメイン。手バネ竿の場合は絡みにくく扱いやすい専用ラインを使う。