釣りでは魚の大きさを測るためにスケール(メジャー)を使用する。詳細なサイズを知りたいならその方がいい。しかしいちいちスケールを取り出すのは、なかなか面倒でもある。そこで用いたいのが身体尺だ。特に親指と小指を目一杯広げたときの手幅がいい目安となる。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
慣れてくると「目寸」
ただ、身体尺よりも何よりもばちっとサイズを言い当てられるのが、釣りに慣れてくると「目寸(めすん)」だったりする。尺前くらいは怪しいが、22cmとか、50cmとか、それくらいのいわゆる「ランカー前サイズ」ならば、簡単に目で言い当てられたりする。
みなさんも自分の釣り物ならば、ほとんど目で言い当てられるのではないだろうか?つまり、「大体目で見たところ、こんなもんだな」という感覚が、ずばり一致したりするのだ。
意外にズレもある?
以上、釣りに役立つ身体尺などを紹介した。ただ、どういうわけか、スケールをあててみるとサイズのずれが出ることもある。思ったよりも、小さくなりがち……。やはり自分の釣った魚には何かひいき目が出るのか。とはいえ参考にはなる。
ちなみに、どうやっても測ることができないのが、逃した魚だ。この引きは大きかった、と感じても、やっぱり釣ってみなければ大きさも、そもそも魚種もわからない。そういう「逃した魚の大きさ」も、私も一体、何尾記憶の中に持っていることだろうか。
<井上海生/TSURINEWSライター>