10月半ば、リバーシーバスをウェーディングスタイルで狙いに三重県桑名市の木曽川へ向かった。2日連続のルアーシーバス釣行をお届けしよう。
2日目のチャレンジ
次の日河川は前日と同じ状況だが、魚の活性が低いためなかなかバイトがない。気がつけば潮止まりに迫った時間帯になってしまう。ここで選択したのがレンジバイブ70ESだ。バイブレーションの中で、私の今までの釣行で強い武器になっている。
沖へキャストし、まずはデッドスローでリトリーブすると、ベイトに当たり水中のにぎやかな感じが伝わる。これを繰り返したが、魚にスイッチを入れることができない。
そのためリトリーブスピードを速くしてみた。すると、シャローエリアにあるストラクチャーにさしかかった時、ドカンとバイトがきた。
バイブレーションをハイスピードで動かすことにより、強いフラッシングに反応したようだ。たたく引きにクロダイと確信し、ゆっくりとやり取りしてランディングに成功。年無しクロダイをキャッチした。
まとめ
今年は大雨や台風の影響で、魚たちはいつもより少し遅くに上がってきたと感じる。
これからのシーズンは魚のサイズも良くなると同時に、アングラーたちの活動も活発になるため場所取りに苦労すると思うが、いい場所に入れたときは最高の釣りが楽しめそうだ。
もちろん他アングラーとのコミュニケーションは大事だ。貴重な情報を得られることも多い。
なおウェーディングする際はライフジャケットを着用すること。また雷注意報などが発表された場所への釣行は避けていただきたい。著しく天候が変化することもあるため、携帯での天気情報のチェックも欠かさないようにしてほしい。
<週刊つりニュース中部版 APC・高畑光邦/TSURINEWS編>
木曽川