「潮干狩り」レシピ:マテ貝のスパイシー炒め 濃口しょう油が決め手

「潮干狩り」レシピ:マテ貝のスパイシー炒め 濃口しょう油が決め手

九州地方でシーズンを迎えたマテ貝。手軽にエントリーできることから、夏のレジャーとして大人気だ。今回は「マテ貝のスパイシー炒め」を紹介する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松田正記)

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松田正記

TSURINEWSの〝レシピ〟が好きすぎて「藤まる食堂」をオープン。いろいろな釣りを紹介する地元(熊本)の釣りガイド。最新の釣果情報と魚料理のリアル二刀流です。

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マテ貝の旬

九州地方のマテ貝は、春から夏によく獲れる。アサリやハマグリと同じ二枚貝で、潮干狩りの人気ターゲットだ。

干潮前後に海岸の砂地を歩くと、簡単に巣穴を見つけられる。獲り方は至ってシンプルで、穴に少量の塩を入れるだけ。すると、わずか数秒で穴から顔を出すので、そこを摘まんで引きずり出す。エントリーする際は現地の漁港などの許可が必要(有料)。

現地での下処理

獲ったマテ貝はバケツに入れておき、帰り間際に現地の海水で洗う。2~3回洗うと砂が落ちるので、あとはビニール袋に入れてクーラーに収納する。

このとき、貝が氷に触れないように、氷にもビニール袋を被せておくとグット!

自宅での下処理

持ち帰ったマテ貝を砂抜きする。

アサリと一緒で、塩水に漬けて一晩寝かせる。塩水は海水と同じくらいの塩分濃度が望ましい。

鍋で茹でる

ここからは調理の工程。まずは茹でる。

「潮干狩り」レシピ:マテ貝のスパイシー炒め 濃口しょう油が決め手鍋で茹でる(提供:TSURINEWSライター・松田正記)

手順は鍋にマテ貝を入れ、ほんの少し塩を加えて水を張り、ひと煮立ちさせる。茹でたあとは殻から身を外す。

「潮干狩り」レシピ:マテ貝のスパイシー炒め 濃口しょう油が決め手殻から身を外す(提供:TSURINEWSライター・松田正記)

フライパンで炒める

最後に炒める。フライパンにオリーブオイルとバターを敷き、ここに貝を投入。塩コショウなど好みのスパイスを振り、仕上げに濃口しょう油を垂らせばできあがり。

「潮干狩り」レシピ:マテ貝のスパイシー炒め 濃口しょう油が決め手フライパンで炒める(提供:TSURINEWSライター・松田正記)

保存方法はシンプル

保存方法も至ってシンプル。あまった分をタッパーなどに移し、荒熱が冷めたら冷凍庫に入れる。意外に長持ちする。

味がついたままなので、食べるときはレンジで軽くチン。急な来客へのおつまみとして重宝する。

「潮干狩り」レシピ:マテ貝のスパイシー炒め 濃口しょう油が決め手マテ貝のスパイシー炒め(提供:TSURINEWSライター・松田正記)

<松田正記/TSURINEWSライター>