堤防アジング釣行でアジ連打【大阪・深日港】サビキ釣りを観察すると釣れる?

堤防アジング釣行でアジ連打【大阪・深日港】サビキ釣りを観察すると釣れる?

午前中は雨が残った3月下旬の日、午後からは雨が止む予報だったので最近アジが回遊しはじめたという泉南エリアを目指して自宅を出発した。例年4月前になり、少し水温がぬるみ始めると同時に和歌山エリアより順に生まれて、1年以内の豆アジから産卵に絡む尺アジクラスまでが接岸しはじめ、いわゆる春爆と言われるシーズンが始まる。その序章を拝みたくアジング釣行へ。一路南下した。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

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福岡崇史

1985年生まれの会社員。釣り好きが高じて大学・大学院で生物地理を研究。アジングやライトゲームが得意。

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ショア ソルトルアー

深日港周辺でアジング釣行

今回のアジング釣行の目的地は岬町の深日港周辺エリアとした。自宅からは約1時間半程掛かるが、久しぶりに大阪湾のアジの顔が拝める可能性があると考えるとワクワクが止まらない。

堤防アジング釣行でアジ連打【大阪・深日港】サビキ釣りを観察すると釣れる?深日港(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

ポイントに到着すると雨上がりを狙ったかのようにファミリーが次々と竿を出しており、サビキ釣りでも時折アジが掛かっている。これはアジングでも釣れる可能性が非常に高い。空いている場所に入れてもらってスタートした。

タックルとリグ

堤防アジング釣行でアジ連打【大阪・深日港】サビキ釣りを観察すると釣れる?アジングタックル(作図:TSURINEWSライター福岡崇史)

私のタックルは中アジサイズまでは標準としている近距離用の宵姫華54FLにプレッソ1025番のリール、ラインはバリバスのトラウト用スーパーエステル0.3号オレンジにリーダーはフロロカーボンの0.6号を使用。このタックルだと尺クラスまでなら十分に対応ができるセッティングである。

ジグヘッドは自作のタングステンジグヘッド0.5gにワームは34のプランクトン1.8inのこもちえびカラーをセットした。

アジがアミエビに酔った?

さぁスタート。レンジを探しながらアクションと誘い方を変えるも一向にアタらない。おかしいと思いながら探るもアタリもカスリもしない。よくよく考えてみると私以外は全員サビキ釣り。

ひょっとするとコマセが帯状になっておりアジがコマセのアミエビに酔ってしまっている、いわゆるアミ酔いの状態では?ということに気づいた。この状況になってしまうとしっかりとレンジを合わせないとアタリすら出ない。よし!サビキ釣りの観察だ。

レンジ狙い撃ちで本命ヒット

アミ酔いの状態でルアーで釣るにはサビキ釣りの釣れている針の位置を確認することが重要であり、釣れている率の高い針の位置にルアーを一定時間ステイさせるイメージで釣ることが最も近道である。観察していると底まで落として、上から3つ目と4つ目の針にヒットしている姿が多いことが見えてきた。

カウントに置き換える

筆者のジグヘッドだとカウント12~15の間くらいかと推測。またステイさせる時間を長くとるには0.5gより0.4g~0.3gのほうが有利だと感じたが、ワームの長さの分を考えると0.5gの方が留めやすいと考えて、そのままにしてカウントの数だけを変え、水平移動をさせやすいようにロッドを後ろへ引く動作を加えた。

見事アジヒット

その数投目に見事にアジがヒット!今季初のアジの顔を拝むことができた。南蛮漬けサイズのアジであるが、やはり作戦通りに釣れると嬉しい。さぁどんどん釣るぞ!

日没後は常夜灯ポイントでシーバスヒット!