フカセ釣りにおける【2段ハリス仕掛けのススメ】 長所短所・釣り方・具体例を解説

フカセ釣りにおける【2段ハリス仕掛けのススメ】 長所短所・釣り方・具体例を解説

皆さんは普段フカセ釣りをする際、どのような仕掛けを組みますか。フカセ釣りの主なフィールドである磯は風や波があるのでフカセ釣りのような繊細な仕掛けを操るのが難しいと思います。そこで今回、強風や波の高い日にオススメな2段ハリス仕掛けについて解説します。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター三宅駿)

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三宅駿

「ちゅんたろー」の愛称で親しまれ、山口県を拠点に西日本各地で磯フカセ釣りをしています。若さと行動力を武器にトップトーナメンターを目指し日々奮闘中です。

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実釣での使用例

私は4年ほど前から2段ハリス仕掛けを使い始め、その釣りのしやすさから最近はほぼ2段ハリス仕掛けにしております。私の2段ハリス仕掛けの釣行記を簡単に紹介します。私が日振島の20番に釣行した時のことです。

当日は風が強く、白波が立っている状況でした。その時私が組んだ仕掛けが以下の仕掛けです。

フカセ釣りにおける【2段ハリス仕掛けのススメ】 長所短所・釣り方・具体例を解説フカセ釣りの2段ハリス仕掛け(作図:TSURINEWSライター三宅駿)

日振島の20番というと良型のグレが釣れることで有名なので、少し強めのラインを選択しました。サンラインさんの「ハイコンタクト」は高比重で潮馴染みが良いので中ハリスには最適です。

フカセ釣りにおける【2段ハリス仕掛けのススメ】 長所短所・釣り方・具体例を解説日振島の磯でフカセ釣り(作図:TSURINEWSライター三宅駿)

当日は本流やヨレに直接仕掛けを入れるとイサキや小型の尾長が釣れる状況でした。なので手前にエサ取り用のまきエサを打ち、本流の引かれ潮に先打ちまきエサを3投してから仕掛けを流していきます。

早めに仕掛けが落ち着く

引かれ潮と反対になる強風でしたが、中ハリスのおかげで早めに仕掛けが落ち着いてイメージ通りに流すことができ、引かれ潮が本流に合流したヨレで見事に良型のグレを掛けることができました。

フカセ釣りにおける【2段ハリス仕掛けのススメ】 長所短所・釣り方・具体例を解説日振島でキャッチしたグレ(提供:TSURINEWSライター三宅駿)

早めに仕掛けが落ち着くことにより勝負が早くなるのでmトーナメントにも向いている釣り方です。是非皆さんも中ハリスを用いた2段ハリス仕掛けでフカセ釣りを楽しんでみてください。

フカセ釣りにおける【2段ハリス仕掛けのススメ】 長所短所・釣り方・具体例を解説日振島でキャッチしたグレ(提供:TSURINEWSライター三宅駿)

<三宅駿/TSURINEWSライター>

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