9月後半、私たち5人は石川県・穴水町に向けて出発した。今回のメンバーは大矢君、西本君、保坂君、藤方君と私の5人。現地には午前4時半ごろに到着し、新崎港のシーブリーズ船長の山瀬さんとあいさつ。
怒涛の入れ掛かり開始!
その後、船長の予想通り沖の波風が穏やかになってきた。このタイミングでパラダイスを求めて再び移動となった。
それからがすごかった。
小1時間体調を崩していた西本君が立ち上がり、怒とうの14連チャンで一気の追い上げを見せた。しかし、大矢君も逃げ切りの手を緩めない。船の流れ方で前から釣れ始まるときと、後ろ側がいいときもある。とにかくティップランのだいご味は、連鎖ヒットが多いことだ。
隣にヒットがあった時は、必ずと言っていいぐらいアタリが出るので集中度マックス。全員ヒットもあり、今回の釣行ではこの連鎖ヒットが何回あったことか…。
予想外のお土産も
とにかく優秀な船長のお陰でみるみるクーラーが埋まっていく。途中エギに良型のキジハタが掛かったりするサプライズもあり、おいしいお土産も増えた。
本日の釣果
ウネリのあるなかでのアタリは抑え込むものが多かったが、ティップ部分の暴れをうまく吸収させていると戻るアタリも出た。
結局夕方の時合いも終わり、大満足の釣果で帰港となった。トップ賞が大矢君の76匹、2位が猛烈な追い込みを見せた西本君で61匹、私は3番手で51匹、他2人も同じぐらいの釣果だった。
豊かな海と船長に大感謝をして、帰りに名倉温泉で疲れを癒やして帰路に就いた。
<週刊つりニュース中部版 APC・土屋英孝/TSURINEWS編>