釣りのターゲットが少なくなる冬場。そんな時期でも楽しませてくれるテトラ帯のカサゴをゲットしようと、1月12日三重県津市のJFEエンジニアリング(旧日本鋼管)外周のテトラ帯へ初釣りに出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・伊藤拓摩)
JFEテトラ帯で穴釣り
当日の津市の潮回りは中潮で、満潮は午前9時39分。満潮前後を狙おうと午前7時半前に到着すると、メイン釣り場の北側テトラ帯の道路は「陥没のため進入禁止」になっていて驚いた。東側のテトラ帯に釣り人は誰もいない。
ヘリポートの南側の道路を進んで突堤基部の空き地まで行ってみたが、やはり同じく進入禁止になっていた。
突堤基部付近で釣行開始
周りを見渡すと、突堤には釣り人の姿がある。突堤基部周辺のテトラ帯にも釣り人がいたので、ここならサオが出せそうだ。
見える範囲に穴釣りをしている人はいないようだが、早速準備を始める。エサはサバの切り身を使用する。
2023年のファーストフィッシュをゲット
足元をしっかり確認してからテトラの上を移動する。穴を見つけると、スルスルとブラクリ仕掛けを落とし込む。浅い穴はスルーして深い穴を探っていると、ゴツゴツとアタった。モタモタしていると根に潜られてしまう。
ゴリ巻きで、新年のファーストフィッシュのカサゴ15cmを一気に穴から抜き上げ、「ブラボー」とガッツポーズ。初釣りでボウズを免れてひと安心。
テトラを探り歩く
気分良く穴を探して移動していく。大きな穴でも浅かったり、小さな穴でも深かったり、深そうに見えても浅かったりと、なんだか宝探しみたい。浅い穴はすぐに見切って移動していく。
同じ穴でも少し位置を変えて探っていく。ブラクリがストーンと落ちていくとハラハラドキドキ。奥深く落ちたところで待っていると、期待通りゴンゴンとアタリが出てお宝のカサゴゲット。最高の瞬間だ。
ダメ元で同じ穴に落とし込むと、不意にコンコンゴツンとヒットしてラッキー。足取りも軽くテトラを渡り歩き、根掛かりで仕掛けをロスしながらもカサゴを追加した。