シーバスがもっとも簡単に釣れるのは、なんといっても春だろう。この時期のシーバスはバチと呼ばれる多毛類を主に捕食する。マッチ・ザ・ベイト。このバチを模したルアーを投げると反応する。実はLT化も可能で、愉快な釣りだ。身近な大物、シーバスをバチ抜けパターンで釣る術を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
クルクルバチにはLT化も
バチには、いろんな種類がある。まずは着き場所だ。基本的に光量が多い日や場所ではバチは海面に浮いてくるが、そうでもない日、たとえば雲り満月では、若干着く水深が下がったりする。底バチといわれるような日もあるので、いろいろなレンジを釣ることができるプラグを、複数持っておきたい。
大きさでいえば一般的なバチのサイズと、水面をクルクルと回る様子からクルクルバチと呼ばれる小さなバチがいる。このクルクルバチについているシーバスは、シーバスプラグの大きさでは反応させにくい。そこで流用したいのが、メバル用のバチ抜けプラグだ。シーバスに負ける条件でなければ、メバルタックルをそのまま持ってきてもいい。LTシーバスも、PEライン0.3号もあれば70cmくらいまでは釣りきれる。
<井上海生/TSURINEWSライター>