昨年12月から時化が多く、年明けからも時化続きのなか運良く予約日と凪予報が重なり山陰、島根半島沖ジギングに出ることが出来ました。今年に入りブリの釣果も聞かれるようになり、中には10kgオーバーの話も聞くようになり期待しての出船となりました。釣行の模様を記事にしたいと思います。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター加藤隆太）
海咲丸でブリジギング釣行
釣行予約をしたのは1月23日。今回もお世話になったのは境港の海咲丸さん。船も大きく広々と釣りをすることができます。船長が海の状況、周りの僚船の状況をアナウンスしてもらえるのもありがたいです。昨年末のジギング釣行で寒ブリを狙いましたが青物不発に終わりましたので、今回こそは寒ブリを釣りたいと気合いをいれての釣行です。
この時期のブリはターゲットとしても10kgを越えるサイズも釣れますし、中にはまだ大きな個体も釣れています。大きくなればなるほど丸々と太り脂がのります。腹身はもちろん背中の方まで脂が入りパサつき等もなく美味しい魚です。また、ブリ以外も美味しいお土産として根魚ジギングも少しする予定での出船です。
当日の状況
当日の潮回りは大潮でポイント到着時は干潮に向けての潮でした。前日までの予報では夜に掛けて寒波到来の時化になる予報でしたが、釣行時間内は風も弱く持ちそうな予報でした。ただ、当日になると予報悪化で昼過ぎから北風が吹く予報に変わっていました。この時期なので予報が変わるのは仕方ないです。集合は6時前とのことで5時45分頃に港に到着しました。
海咲丸でポイントへ（提供：TSURINEWSライター加藤隆太）当日は7人の乗り合いで皆さん集合されて6時30分前には港を離れました。出船時の天候は気温3℃で雨がちらつくような天気です。釣行時間は予報では曇り一時雨の予報でした。
当日の作戦＆タックル紹介
前日もブリが釣れていたため青物7割、根魚3割位の予定と船長から聞いての出船です。まずブリを1本釣るためにリールの番手、竿の硬さを変えて青物用を3セット、根魚用は1セット持ち込みました。
青物用メインタックル
ロッド：ギャラハド633S
リール：ツインパワー8000PG
ライン：PEライン4号、リーダー60lb
フック：ロック9/0 自作アシスト
ジグ：150g～250g
青物用サブタックル
リール8000HGと3番のロッド
リール8000PGと2番相当のロッド
根魚用タックル
ロッド：BLACKJAGUAR ORIGIN Spinegi UL
リール：ツインパワー4000XG
ライン：PEライン1.5号、リーダーナイロンライン10号
フック：ジガーライト3/0 自作アシスト
ジグ：100g～150g
ポイントにつき釣りスタート
向かった先は島根半島沖合いのカンナカと呼ばれる場所です。今回の釣行では水深90～110mがメインとなりました。準備も終わり私はミヨシ、一番先頭にて釣り座となり、左舷一列でのドテラ流しにてスタートです。
ポイントの様子（提供：TSURINEWSライター加藤隆太）南系の風が吹き船は適度な速度で流れていきます。ジグの重さは180gをセットしました。はじめの流しは皆さんアタリなく、ポイント転進しますがアタリがありません。
回収タイミングで船中ブリヒット
再度ポイント移動をするために回収アナウンスがかかり回収をしている途中に真ん中の方2人にヒットしました！慎重に上げてこられたのは8kg前後のブリでした！
そののち皆さんしゃくり続けますが連発する感じではありません。ただ、少しずつアタリも出始め1～2流しで誰かにアタリがあるような感じです。ただ、私はジグのカラー、重さ変更、シャクリスピード、ロッドの番手変更と試しますが、一向にアタリは出ません。
筆者にファーストヒット
そうこうしているうちに潮止まりの時間が近づきました。ポツポツあったアタリもなくなってきたので、少し根魚ポイントへ行くことになりました。ポイント到着し、根魚狙いへ変更です。
着底から誘いあげるとすぐにヒット！サイズは小さめでしたがレンコダイが上がってきました。
次の流しでオキメバルがヒット
その次の流しで少し違和感のあるアタリがありましたが、全く引く気配がありません。ジグが絡んだかとも思い上げてみると20cmちょっとのオキメバルが付いていました。私自身久しぶりのオキメバルで、煮付けで美味しい魚ですので嬉しい魚です。
友人とダブルヒット到来
それまで吹いていた風が弱くなり船も流れなくなってきました。予報ではそれから北風が吹く予報になっていましたので風の変わり目のようです。お昼も過ぎ次に入ったポイントは、根魚も青物も両方狙えるとアナウンスがありました。一緒に行っていた友人は青物ジギング、私は根魚ジギングをしてみます。シャクっていると友人が中層でヒットしました。
隣でヒットしたのでオマツリ防止とタックル変更のために私も回収します。すると、中層より上に差し掛かったときに急にジグを引ったくられるようなアタリがきました。アワセを入れると一気にドラグを出し走っていきます。タックルが根魚用ですので無理をしないよう慎重にやり取りを開始します。
