オフショアジギング釣行で82cmブリ浮上【愛知】 スピニングタックルにヒット

オフショアジギング釣行で82cmブリ浮上【愛知】 スピニングタックルにヒット

朝夕はめっきり寒くなってきた11月末、愛知県・南知多町師崎港のジギング船に行ってきた。最近の釣果はハマチがメインで、ワラサがチラホラ。当日は定員12人の満船で、午前7時に出港。20分ほどでポイントに到着した。鳥の数は少ないが、騒いではいる。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦)

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師崎出船でジギング釣行

私のタックルは青物オンリーで2本用意した。メタルウイッチのロッドにコンクエスト300のベイトリール。PEライン2号にリーダー8号5m。もう1本はジグザムのロッドにツインパワー5000のスピニング。PEライン2号にリーダー8号1m。ジグはTGベイト、FK、Xs、クイックなど。緑系150gそれぞれにフックを装着し、すぐジグ交換できるようにしておいた。

船は潮回りして鳥がいる近くでスローダウン。「いいよ」と船長のアナウンスで、TGベイトをチョイ投げする。着底と同時に超速巻きを4~5回。ロッドを持ち上げフォール。船はドテラ流しで、投げたジグは船に近づいてくる。

船下に入ってきたら回収し、再びチョイ投げ。船はある程度流すと船の向きを反対にしてくれるので、今度は逆になって投げたジグは船から遠ざかっていく。

船中ワラサがヒット

船長から「周りは食っとるぞ」とハッパがかかる。何で食わんのかと焦ってくる。すると船尾でヒット。ワラサが上がったようだ。見るとスピニングを使っている。

すぐさま私もスピニングに替え、軽く遠くへ投げて速巻き。そしてフォール。そして2回目のフォールでヒット。アワセを一発食らわせて後は巻くのみだ。気分良くしていたらブチッとPEラインが切れてしまった、4年間使わず放置していたから劣化していたようだ、船長に怒られてしまった……。

待望の82cmブリ手中

早々にTGベイトをロストしトホホ。速攻でベイトロッドに持ち替え、がむしゃらの速巻きからのフォールですぐにヒット。最初の1匹なので慎重に巻いてタモに収まった。ハリを外すのももどかしく、急いで2匹目を狙う。

船中あちこちでヒットし、船長もタモ入れに忙しい。私の2匹目は自分ですくった。3匹目はワラサがダブルで掛かっていて、さすがに自分ですくえないので大声で船長を呼びダブルをすくってもらった。

ジグを交換するまでもなくよく食ってくる。こんなにも連続で掛かると殺気もなくなり、余分な肩の力も抜けて軽くジグを操れる。しばらくしてすごく元気なやつが食った。私の腕もパンパンだ。船長がタモを持って横に来たので、後少しのところで船長と交代して私がすくったのは、82cmのギリブリだった。

オフショアジギング釣行で82cmブリ浮上【愛知】 スピニングタックルにヒット当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦)

食いが一段落したところで6匹並べて写真を1枚。やはり疲れが出て巻きが遅くなってくると食わない。周りではバンバン釣っているのに、私は1匹に終わった。これだけ釣れれば十分だ。終了の午後1時少し前に片付けに入った。

今後は水温も下がって青物は今以上に上向いてくると思うが、海も年々変わってきて予想は難しい。

<週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
出船場所:師崎港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年12月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。