11月中旬の早朝、私は奈良県天川村へと車を走らせていた。目的は御手洗渓谷付近でのニジマス釣り。ここは、冬季の期間中、自然河川約2Kmの区間にニジマスを放流しており、渓流が禁漁期間になっても、本格的な渓流で釣りを楽しめるため、以前から足を運びたいと思っていた場所だ。今回はその時の模様をレポートしようと思う。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター落合浩大)
最終釣果と工夫した点
そこのポイントはそれ以降、アタリがなくなり上流へ移動。上流付近のトロ場や流れ込みなどで3匹追加。この3匹に関しても、スプーンが着水してすぐのヒットであった。最終6匹の釣果でストップフッィシング。
創意工夫した点
このパターンというものを掴みきれず、渓流の釣りの難しさを再確認したのだが、強いて言えばエントリーする時に、気配を消して離れた位置からキャストをしたぐらいだろうか。朝からエントリーに気を配ってやっていたら、もっと釣果も伸びたかもしれない。
正直、魚影が濃い場所であったため、立ち位置やエントリーの仕方など、細かい所まで気にしていなかったのだ。昼前まで釣果ゼロだったことから、ファーストヒットのポイントでは、上記に述べたようなエントリーに気を配って釣りをした結果、釣果に繋がったのかもしれない。まだまだ渓流の釣りは知らないことも多いことから、安全に考慮し楽しみながら己のスキルを上げていきたいと思う。
天川村の渓相も魅力
今回の釣行では何とか釣れたのだが、タフなコンディションでの引き出しが少なく、狙い通り釣ったのではなく、なんとなく釣れた様な感じも否めない。しかし、己のスキルはさて置き、天川村という素晴らしい場所で、神秘的な渓相や深い山々。自然の一部に溶け込み釣りができる幸せ。今回の釣行で、また一段と渓流の釣りが好きになった事は、ここに記しておこう。
<落合浩大/TSURINEWSライター>