千葉・検見川浜突堤サビキ釣りでイワシ50尾 米ぬかコマセでコスト削減

千葉・検見川浜突堤サビキ釣りでイワシ50尾 米ぬかコマセでコスト削減

秋も深まり、湾奥にも多くの魚が顔を見せるようになり、検見川浜の突堤にもイワシやコノシロに交じりアジやサバの釣果情報が入るようになってきている。前回はカタクチイワシを150匹ほど釣り上げて、イワシのつみれ汁を堪能させてもらったが、今週は気分をかえてアンチョビ作りを思い立ち、その材料確保のため釣行することとした。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターこずろふ)

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こずろふ

早期リタイアを目指すアウトドア好きサラリーマン。いい年なのに釣り場のお爺ちゃんから「兄ちゃん」と呼ばれるのが目下の悩み。

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海釣り 堤防釣り

混み合う釣り場

午前6時30分を回ると徐々に釣り場が混雑するようになってきた。周囲には、若者や子供連れの親子が次々に入ってくる。駐車場は午前7時30分からなのに、彼らはどこに車を停めているのだろうか。それとも時期によっては、早めに駐車場に入れるのだろうか。

今日は元々渋いこともあって、新参者の彼らは苦戦しているようだった。脇で順調に釣果を伸ばす筆者。それを見たちびっ子達が、「すごい!あの人だけさっきからずっと釣れてるよ!」と称賛ちょっぴり嬉しい反面、たかだかカタクチイワシということで、逆に恥ずかしくもある複雑な気分だ。

ハリのサイズも重要

隣では、明らかに初心者と思しき茶髪の若者たちが釣れないと愚痴をこぼし、タバコをふかし始めた。「若者よ、それじゃぁハリが大きすぎてカタクチイワシの口に入らんだろう」。そう思いはするものの、心を鬼(?)にして、助言はしない。「若者よ、助言をしないのは、決してタバコをふかすその態度を快く思っていないからではないぞ。何事も自ら原因を探り、仮説を立ててトライ&エラーを繰り返すのが大事なのだ(笑)」。

最終釣果

午前7時を前に目標の50匹に到達したため、納竿することとした。釣果は、カタクチイワシ51匹、サッパ数匹(リリース)。今日は、1時間半ほどで50匹とやや渋いながらも、期待を裏切らない釣果であった。改めてこの釣り場のイワシの魚影の濃さを実感した次第である。使ったコマセ(アミ姫)は、全体の3分の1程度と、米ぬかのおかげで非常にコスパの高い釣りができていることにも満足している。

釣ったイワシは、冒頭で述べたとおりアンチョビの材料としたが、完成には3か月ほど要することになる。

千葉・検見川浜突堤サビキ釣りでイワシ50尾 米ぬかコマセでコスト削減塩漬けのイワシ(提供:TSURINEWSライターこずろふ)

ネットなどの情報によれば、11月からヒイカ(ジンドウイカ)のシーズンに入るとのことである。経験はないが、とても美味いらしいので、ヒイカの沖漬けで熱燗を一杯やることを目標に是非挑戦をしてみたい。

<こずろふ/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
検見川浜東突堤