秋も深まると気になってくるのがメバリングの状況。北陸エリアのシーズン序盤は梅雨メバルと比肩する尺狙いの絶好のタイミング。今回は同エリアをホームとするTULALAフィールドスタッフでメバリングのエキスパート、小嶋克幸さんに尺メバル攻略法を解説してもらった。
（アイキャッチ画像提供：TULALAフィールドスタッフ小嶋克幸）
TSURINEWS編集部
2022年12月9日
釣り方
最後に、プラッギングとワームの釣り、釣り方の基本を紹介します。
プラグ
プラッギングは、スローのただ巻きでOK。プラグの場合は釣れないからアクションをかえるということはせず、レンジが違う、動きが違う、重さが違うなど色々なルアーを準備してローテーションするのがいい。
特に流れがある場合、プラグでレンジを入れるのは時間がかかり手返しが悪くなるため、表層で反応が出ないのであればジグ単に変更してしまう方が効率的に探れます。
使用プラグ（撮影：TSURINEWS編集部・中西）ワームの釣り
ワームの釣りの基本も、スローなただ巻きです。レンジに関しては、活性の高い個体は表層に居るので、まずは表層から探っていくのがセオリー。釣れなければレンジを下げていきますが、深く入れるとその分ラインのプレッシャーが魚にかかるので、これは最終手段です。引き上げる間際にダメもとで試すぐらいの気持ちで取っておきましょう。
そして、この基本で出ない時は、藻の上に乗るくらいのウェイト帯のジグヘッドを、藻の上に置いてシェイク、カーブフォールからの放置が効くこともあります。
使用するジグヘッドリグ（提供：TULALAフィールドスタッフ小嶋克幸）今回は北陸を例に尺メバル狙いを解説してきましたが、ほかエリアに共通する部分も多分にあるはずです。ぜひ参考に、シーズン一発目の大型狙いにチャレンジしてみてください。
尺メバルにチャレンジしよう（提供：TULALAフィールドスタッフ小嶋克幸）＜小嶋克幸／TULALAフィールドスタッフ＞
