外房大原では、10月からヒラメが全面解禁。当地で一番人気の魚種だけに、連日多くのファンが詰めかけている。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース関東版 坂本康年）
TSURINEWS編集部
ニビヤ吉栄丸で船ヒラメ釣り
9月からの部分解禁では、水深40m前後の比較的深場を狙ったが、現在は15m前後の浅場主体。今後イワシの回遊が多くなると、さらに浅い10m以下、5mくらいの超浅場も狙いめとなる。底が見えるのではという場所での釣りは、引きも一段と強烈で興奮もの。秋の深まりとともに肉厚になり、より大型の回遊が見られるので、ファンにはたまらないシーズンの到来だ。
10月30日（日）、同港のニビヤ吉栄丸から釣行。1.5kg級止まりで大型は出なかったが、船中2～4尾でオデコなし。7人中3尾が4人と、今後につながる手応えを感じとることができた。
5時に僚船とともに山口廣船長の操船で出港。少しウネリのある海上を、ゆっくりとポイントへと向かう。太東岬の少し手前、大原沖の水深10mちょっとの浅場で5時半にスタート。
1kg級本命続々浮上
開始早々、私が仕掛を入れたとほぼ同時に、右舷トモの山口正芳さん（足立区）の竿が曲がる。上がってきたのは1kg級だが、いきなりの本命登場に船中はヒートアップ。
すぐに私の竿が一気に引き込まれ、1.5kg級が浮上。親バリと孫バリの両方とも飲み込まれていた。
朝イチの時合いなのか、山口さんが2尾目を追釣。右舷ミヨシの黄木孝悦さん（あきる野市）も小型ながら2尾連発する。
外房大原で上がったヒラメ（提供：週刊つりニュース関東版 坂本康年）6時に左舷トモ2番の岡部晃夫さん（四街道市）に1kg級。その5分後に左舷ミヨシ寄りの2人が同時にヒット。しかし、これはイナダ。
ニビヤ吉栄丸でゲットしたヒラメ（提供：週刊つりニュース関東版 坂本康年）ここで少し北上。狙う水深は15mくらい。6時40分に左舷ミヨシに本命がヒット。7時10分に左舷ミヨシ2番の紅一点・塚田ひろ子さん（江戸川区）に本命。次の仕掛けを入れると、またまたヒットの2連発。気分転換に勧められた釣りにどっぷりハマり、今では毎週大原通いというだけに腕も確か。並みいる男性陣もタジタジの好釣果をたびたび上げているらしい。
