大阪湾奥名物といえば、チヌである。チヌ・キビレが全国的にも非常に多い海だ。居着きの魚は食用には適さないが、ゲーム性は高い。私の釣り方は、メバルタックルにバスワームを使用したLTチヌ、ライトブリームである。しかし今夏は苦しんだ。状況を振り返りたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
9月以降も釣れ残るか
他の記事でも何度も繰り返しているが「死の海」だったこの夏。この文章を書いている9月中旬の今も、残暑が厳しい。しかし徐々に気温がやわらぎ、海水温も下がるにつれて、もしかすると夏の貧果が取り返せるかもしれない。
筆者のイメージでは、5月を過ぎると釣れないメバルも、今年はなぜか大阪湾沿岸でそこそこの釣果があった(6月まで釣った記憶がある)。つまり、もしかしたらあらゆる魚が1ヶ月遅れまで食う、かもしれない。何にせよ数もサイズも何もかも釣り足りないので、泉南に行く余裕がない日程では、チヌを優先的な釣り物として狙っていきたい。
<井上海生/TSURINEWSライター>