今年の初釣り(近海ジギング)で運よく2匹のアマダイをキャッチできて味をしめたのだが、それ以降は予定と天候が合わずに悶々としていた。そのグジ狙いにやっと9月4日にチャレンジできた。キャッチはできたが、課題は残りまくりの釣行の模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中耕二)
着底後すぐのアタリで本命
それがよかったのか、同じライン角度でバイト。これも着底からの1巻き目でガツガツと乗ってきた。フッキングが決まると最初は暴れたが、途中で大人しくなる。アマダイ特有の引きに殊更慎重にリールを巻いてくると後り20mでゴンゴンと暴れアマダイと確信してキャッチ。
やった!やった!連続ブレイクで重いヘッドが無くなった後だけに喜びも一入。このまま連発やと意気込んだが、シイラの来襲で虎の子150gもブレイク。ヘッドを連結することも考えたが、ジグで狙うことに。
ヘッドロストしジグで狙う
ジグでアマダイを狙うには、船長曰く「固定概念を覆す」必要があるとのこと。ジグを捕食対象ではなく攻撃対象としているというのが船長の見解。弱った魚を演出し魚の捕食スイッチを入れることが基本だと思っているので、ジャークで魅せてフォールで食わすパターンではない?
アマダイをヒットさせるアングラーを見ているとテンションジャークを繰り返し、上げの釣りを展開している。そうするとボトムから離れすぎてしまうので、アマダイは狙いにくいのだが……。よく観察するとほとんど巻いてない?それでジグは動いているのかと不思議に思うが、アマダイやオニカサゴがヒットする。もちろんエソやレンコダイもヒットするのだが……。
180gのタングステンジグで見よう見真似でやってみたが、エソのみでアマダイのヒットはなくレンコダイ1匹を追加するのがやっとでした。
最終釣果
この日、8名のアングラーでアマダイを仕留めたのは4人。釣る人は3匹を仕留めていたので、確実にパターンが存在すると思える。
久し振りのタイラバで本命のグジやマダイをキャッチしたのはいいが、ジギングには課題が残った。近々再戦予定である。
<田中耕二/TSURINEWSライター>