夏のサーフフィッシングを快適にする便利アイテム6選 基本装備も紹介

夏のサーフフィッシングを快適にする便利アイテム6選 基本装備も紹介

全国の海岸には自然のままの状態である砂利浜、砂浜のサーフがある。大自然を身体で感じながら魚とのやり取りを楽しむのがサーフフィッシング最大の魅力であり、今回は真夏のサーフフィッシングを快適にするアイテムを著者のお勧めを含めて紹介してみようと思う。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森貴生)

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森貴生

釣り歴30年。サーフフィッシングを基本に、港内ワインド、バス、雷魚、ナマズなどを楽しむ。

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快適釣行アイテム6選

そこで筆者がサーフアングラーにおススメするアイテムを紹介しよう!

ラッシュガード(長袖タイプ)

UVカット機能の長袖タイプのラッシュガードならどのメーカーでも良い。紫外線対策だけでなく、ほとんどが吸水速乾タイプなので汗をかいても常に肌はサラサラで心地いい。日焼け対策をすると体の疲れが半減するのでおススメする。

UVフェイスカバー

顔に日焼け止めを塗って対策しようとしても、汗や釣行時間などで効果が薄れてしまうし、塗り直しも面倒である。UVフェイスカバーは暑苦しく不審者みたいに見えがちだが、実際使用してみると暑くもなく息苦しくもなく、著者は冬以外、常に着用している。

ラッシュトレンカ

水陸両用のラッシュトレンカをお勧めする。ラッシュタイツだと足首の日焼け対策が出来ず、後述のアイテムと合わせることによりグラベルガードにもなる。日焼け対策はもちろん、転倒による怪我、クラゲの毒針から身を守ることも出来る。

夏のサーフフィッシングを快適にする便利アイテム6選 基本装備も紹介トレンカを被せる形でマリンソックス履く(提供:TSURINEWSライター森貴生)

マリンソックスもしくは靴下

前述のラッシュトレンカを被せる形で使用するのがポイント。砂の侵入を防ぐグラベルガードの役割でマリンソックス、靴下への砂、砂利の侵入を防ぐ。選ぶポイントとしては、マリンソックスはネオプレーン系が多いのでクッション性、耐久性に優れる。靴下はマリンソックスに比べて細かい砂の侵入はあるものの、砂が抜けていく利点もある。

とりあえず靴下を使用して不満ならマリンソックスを買う事をお勧めする。

海水パンツ

ラッシュガードとラッシュトレンカを履いてみると、まるで全身タイツを着させられたお笑い芸人状態になってしまうので、海水パンツを履くことを強くお勧めする。

マリンフィッシングシューズ

サーフシューズ、マリンシューズ、クロックス、サンダル等いろいろ試したが、釣具メーカーのマリンフィッシングシューズに軍配が上がる。シューズの底の面積が広いので砂浜サーフで足が沈みにくく、さらにEVA素材は柔らかすぎず硬すぎずサーフを歩くのに最適である。釣行後も水をかけるだけで砂利や砂が落ち、メンテナンスも簡単。

夏のサーフフィッシングを快適にする便利アイテム6選 基本装備も紹介マリンフィッシングシューズ(提供:TSURINEWSライター森貴生)

快適アイテムを活用しよう

サーフフィッシングに限らず釣りをする時には余分なストレスがあると楽しさ半減である。

砂利や砂が気にならず、怪我、クラゲ、紫外線から身を守り、釣りに集中できるようになるのが、この快適アイテムである。また、長時間の釣行、ランガンなどアクティブな釣りに適しており、日中の暑い時間でも快適である。

遠州サーフでこのスタイルで真夏の日中にマゴチを釣りに行くと、殆どアングラーがいない。まるで南国の広大なビーチを貸し切り、海水浴をしている気分に浸れるのである。仮に釣れなくても気分は爽快、心はリフレッシュ出来る。

夏のサーフフィッシングを快適にする便利アイテム6選 基本装備も紹介オススメの服装(提供:TSURINEWSライター森貴生)

デメリットは洗濯?

今回紹介した快適アイテムだが、残念なことに、たった1つだけデメリットが存在する。それは釣行後の海水パンツ、ラッシュトレンカ、マリンソックスを洗濯しなければならないことだ。

間違っても奥さん、彼女に洗濯を頼むことはお勧めしない。理由は言わずとも解かってくれると思う(笑)。サーフフィッシングは手軽に自然を身体で感じることができる釣りである。ぜひ皆さんに安全、快適に真夏のサーフフィッシングを快適装備で楽しんでいただき、メモリアルフィッシュに出会えるアドバイスになれたら幸いである。

<森貴生/TSURINEWSライター>