釣友の中村さん皆越くんと、天草・本渡港へトップチニング釣行した。当日は、初心者の2人へ、キャスティングとプラグの動かし方のレクチャーから始まり、実釣で良型チヌの好ファイトを堪能してもらい、そして仲良く本命連打の釣果を得ることができた釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
本渡港でトップチニング釣行
8月中旬、トップチニングをしに釣友の中村さんと皆越くんが天草・本渡港に集合。下げが利き始める時間帯を狙い、昼前から釣行。
すぐに準備をし釣り開始といきたかったが、まずは遠投をしてもらいたいのでキャストと、初心者にはちょっと難しいトップウオータープラグの動かし方の練習をした。
初心者がアクションすると、どうしても手とリールを巻く手がぎこちなく、巻き手が早くなる、そのためトップウオータープラグが左右に首振りする前に前に前にきてしまうのでルアーの移動が早く誘いのアクションにならずチェイスすらない。そんな状況を作らないためにもまずは練習。
まずはシーバスからヒット
ひと通り教えたところでまずは第一ポイントに。「釣りたい人~」先に手をあげたのは皆越くん。「キャストしていいよ」キャストするがポイントまで届いていない。
「ロッドにルアーの重みが乗ってないんだよね。振り抜きスピードだけ。貸してごらん。ほら、重みがちゃんと乗ればこれだけ飛ぶ、20mは違う」「乗ってないのか~」「このまま釣りしていいよ、こっち来てロッド持って」渡そうとした瞬間ロッドに重みが!反射的に私がアワせてしまい、そのまま皆越くんに。
「釣れてるよ、たぶんシーバス」。ロッドを渡すまでの間、ルアーを放置してドリフト気味になったのが良かったのか「大きいんやない?ゆっくりね、ロッドを寝かせて巻きながらこっちに持って来て~」無事に釣った(?)のは70cmクラスのシーバス。
「引き面白かったやろ?」「はい。でも今度は自分で最初から掛けたいです」「大丈夫よ、すぐキャストも上手くなるから」。どんどん先に行き、新しいポイントを打たせるが、気が逸っているのかアクションがバラバラに…「リール巻く手が早いですよ。ロッドが下向いてないですよ」2人の間に立ちながら様子を見ながらアドバイスしていく。
30cmの本チヌ登場
すると皆越くんにヒット。「来ました」「落ち着いて。寄せたらそのままずり上げて」。初トップチニングは30cmの本チヌ。
「良かったやん、追って来るの分かった?」「分かりました。2回バイトして来てやっと食いました」「そのね~追尾とバイトの瞬間が目に見えるから面白いのよ」。