猛暑が一段落した8月6日(土)、日中の暑い時間帯を避けて夜釣りから朝マヅメメインで千葉県の南房に釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)
南房でフカセ釣り
天気予報は晴れ、風も弱く絶好な釣り日和。潮回りは小潮で館山地区は5日の21時30分に153cmで満潮、翌4時49分に65cmで干潮となる予定。
深夜に到着するが、暗いので安全な港内がいいと思い、西川名港へ。近くの有料駐車場に車を停めて、ヘッドライトなどの用意を万全にして徒歩数分で釣り場に到着。
用意したコマセはオキアミ3kgに対してマルキユーの爆寄せグレを1袋準備して、付けエサには生オキアミを使用した。
港内は水深が浅く干潮時間帯は底まで見えそうな場所だが、舟道周辺は比較的水深があり満潮時間帯の夕マヅメや夜釣りに狙うと実績がある。タナを水深に合わせて電気ウキ仕掛けで始める。だが、フグの猛攻に戦意喪失で場所移動を決断。移動先は洲崎北港。
洲崎北港でイサキ連発
同港の港内は、遊漁船または漁業関係者以外は駐車禁止。駐車スペースから少し距離があるので、背負子があると便利だ。
同じ仕掛けを使用して余ったコマセで始めると、この場所はフグがいなくていい感じ。しばらくアタリはなく沈黙の時間が続くが、漂っていたウキがユラユラと消えていった。アワせると魚がヒット。強引に竿を立てると引きが弱いながらもイサキが釣れた。
イサキの時合いなのか、次々とヒットする。途中でメイチダイも交じるなど、アタリが多くて楽しい。
49.5cm良型コロダイ浮上
しばらくするとイサキのアタリが遠のき、沈黙の時間が続く。それでも辛抱強く粘っていると、ウキが少し沈んだ。アワせると、一瞬で沖まで疾走する大型の魚がヒット。竿に伝わる重量感とスピードに大型魚と確信し、慎重にやりとり。
仕掛けが太いので、強引に竿を立てて疾走を食い止めようとするが、ジージーとミチイトが引きずり出される。それでも強引に走りを止めて巻き始める。何度もミチイトが引き出されながらも粘っていると、魚は弱ってきた様子。
完全に弱ったことを確認してタモ入れに成功。重量感あるタモの中を確認すると49.5cmで肉付きのいいコロダイだった。