釣り仲間から「テナガエビを釣りに行ったけれどハゼが大漁だった」という情報が入った。ということはハゼを狙うなら期待できるだろうと、8月半ばの夕刻に愛知県愛西市の立田大橋下流に主人と出かけた。
少年アングラーに脱帽
時間の経過とともに高かった活性も徐々に低くなり、アタリがピタリと止まってしまった。
いよいよ潮止まりのようだ。
そんななか、隣に釣り座を構えていた一宮市の山門俊介君は13センチの良型ハゼを釣り上げた。活性が下がると同時に気合も下がる大人とは違い、熱心に投げていたからだ。
ロッドの扱いや仕掛けさばきもうまく、釣りに対してひたむきな少年アングラーに出会えたのはとてもうれしかった。
最終釣果と釣果グルメ
やがて、雷が遠くで鳴り始めた。
しばらく投げてみたがアタリはないし、雷も徐々に近づいているようなので納竿とした。
釣果は10センチ前後のハゼが20匹ほど。
主人はテナガエビがすくえないかとタモを持って待機していたが、残念ながら姿を見ることはなかった。
片づけていると、長島スパーランドの花火が見えた。終わりまで車中で見物し、津島の天然温泉・湯楽に立ち寄って帰路についた。
釣ったハゼは帰宅後にウロコと内臓を取り出しておいて翌日唐揚げにしたが、とてもおいしくてあっという間になくなってしまった。近いうちにまた釣りに行きたい。
最後にお願い
気になったのだが。
2~3歳の小さな子供が、ライフジャケットを着けずにテトラの上や波止の縁を歩いているのを見かけ、とても心配だった。小さな子供たちを連れていく場合は、ライフジャケットを着用させてほしいと切に願う。
また釣りの安全講習などを受講すると、危険が身近にあることも分かり、いざというときの対処法も知ることができる。進んで参加してほしい。
<週刊つりニュース中部版 APC・JOFI愛知・森麻里子 /TSURINEWS編>
立田大橋下流