岐阜県高山市朝日町地内を流れる飛騨川支流の最上流部に、源流のイワナを追って釣行してきた。今回は初めてのフィールドへの釣行だったが、イワナ5匹、アマゴ1匹の釣果に恵まれた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・渡辺勝明)
源流のイワナをルアーで釣る
7月上旬、岐阜県高山市朝日町地内を流れる飛騨川支流の最上流部に釣行した。私がこの川を訪れるのは初めてで、まだ見ぬ流れに心躍らせながら、車で国道41号線を北上する。
午前6時半に目的の川に到着。川をのぞくと、最上流部らしい清冽(せいれつ)な流れが私を出迎えてくれた。ここから少し車を走らせ、集落がなくなる所から入渓する。
先発ルアーにアレキサンドラ50HWの九頭竜ブラックをセットして釣り開始。
1匹目は20cmイワナ
入渓した場所は、川幅が狭く水深もあまりないので、なるべく水深のあるたまりのポイントを攻める。1投か2投して反応がなければ、先へ釣り上る。
しかし雰囲気はいいものの、魚からの反応は得られない。そうこうしている内に大きな滝が見えてきたので、いったん退渓を考えていたところでイワナがチェイスしてきてヒット。20cmほどだったが、写真を撮ってリリースしいったん林道へ上がり車に戻る。
2匹目は22cmイワナ
5分ほど下流へ走り集落近くの橋のたもとから再入渓するが、大きなスズメバチが私の周りを飛び回る。橋下にスズメバチが営巣していたので、その場を早々に離れて上流へ川を歩く。
50mほど離れるとハチが追ってこなくなったので、ここで釣りを再開。まずは落ち込みのポイントを、アレキサンドラの連続トゥイッチで攻めると、早速魚がチェイスしてきてヒット。キャッチしたのは22cmのイワナだ。
思わぬアマゴも登場
その後も釣り上るが、魚はいても反応が悪いので、目先を変えるためにルアーチェンジ。スカリゴースト50のパールアユにチェンジして、ダウンクロスにキャストしてリーリングせずにドリフトさせながらアクションを加えて攻めると、瀬肩から魚が出てきてヒット。
キャッチしたのは小ぶりなサイズながら、体高のあるアマゴ。渓相的にイワナしかいないと思っていたので、このアマゴには驚いた。