清水港内の投げ釣りで15cm頭にキス20尾超え 2色付近でヒット

清水港内の投げ釣りで15cm頭にキス20尾超え 2色付近でヒット

7月8日(金)、せっかくの平日休みで天候は曇り。混雑している場所がいやなので、家からは少し遠くなるが、静岡県の清水港へシロギス狙いで向かう。J-オイルミルズ岸壁と江尻埠頭を探り、本命をポツポツゲット。リリース約10匹で、ハリを飲んでしまったキス12尾を持ち帰った釣りの模様をリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・諸伏健一郎)

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清水港で投げキス釣り

数日続いた夜半からの雷雨による濁りが気になるが、港内の各場所の調査も兼ねての釣行。まずは、定番場所である清水港内のJ―オイルミルズ岸壁に8時半ごろ到着。ここはトイレと自動販売機があり、何より車が横付けできるのがいい。

軟調子の振り出し投げ竿に、中型投げ専用スピニングリールの組み合わせ。ミチイトPEライン0.8号に自作湘南天ビン+発泡シンカー15号。ピンギスはなるべくリリースしたいので、6号の3本バリ仕掛け。エサは、静岡では赤イソメと呼ばれるジャリメを準備した。

清水港内の投げ釣りで15cm頭にキス20尾超え 2色付近でヒット釣り場の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・諸伏健一郎)

海は少し黒い濁りが入っているが、茶色の泥濁りではないので、あまり影響はなさそうだ。釣り座を岸壁中ほどにとり、1投目は4色の投入。着底後すぐにアタるかと思っていたが、1色ほど探った場所でプルッ。これは、静岡でギンダベラと言うヒイラギ。定番のゲストだ。

2色付近で本命連続ゲット

2投目も同距離で強いアタリがあったが、今度はチャリコ。3投目にして、ようやく本命らしきアタリで、15cmクラスのシロギスが釣れた。いつもの4色付近ではアタらず、当日は2色付近の中ほどの距離がいいみたいだ。

それがわかってからは、1投ごとに本命が釣れるが、型が小さいのでハリ掛かりのいい魚はリリースする。その後も岸壁を移動しながら探るが型はよくならず、2時間ほどで移動することにした。

12cm級ポツポツヒット

次の場所は、隣の江尻埠頭。J-オイルミルズ岸壁と陸続きではあるものの、企業敷地の関係で大きく迂回しないと入ることができない。こちらは、清水港内でもっとも広く開放されている場所で、休日には多くの家族連れで賑わう。

ここでは曲がり角付近に入り、港内中央部へ向けて投入を開始。4色から探ってみるもののアタリはなく、2色に入った所でプルッと弱いアタリをキャッチ。12cmクラスのピンギスが釣れた。中央の航路ではなく、手前のカケアガリに魚が着いている様子。

清水港内の投げ釣りで15cm頭にキス20尾超え 2色付近でヒット本命の一荷(提供:週刊つりニュース中部版APC・諸伏健一郎)

その後も2色付近でポツポツとアタるが、ピンギスが多く、ほとんどがリリース。アタリはこちらのほうが少なく、魚が少ない感じ。この場所では、1時間半でキスが8尾とヒイラギが数尾の釣果だった。

夏期のピークに期待

12時前に納竿。ハリを飲んでしまったキス12尾を持ち帰ってきた。リリースしたピンギスは、10尾ほど。短時間にしては、そこそこの釣果に満足して帰路に就いた。

清水港内のキスのピークは夏場なので、あと1カ月はよく釣れるだろう。その後はピンギスが多くなるが、キス自体は港内から出ることはなく、冬場の低水温下でも釣れる。

ゴミや迷惑駐車の問題により、立ち入り禁止にならないように注意したい。

<週刊つりニュース中部版APC・諸伏健一郎/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
清水港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年7月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。