今回は輝くアジに情熱を燃やす内房・金谷港の太海丸を紹介していく。
内房金谷のアジを追い求める
内房金谷のアジといえば、ブランドとして有名だが、釣り人以外にもその味は広く知られ、週末や休日には多くの観光客が求めてやってくる。
地着きのアジは黄金に輝き、サイズこそ小ぶりだが体高があり、脂のり抜群。食べごろな大きさで、さまざまな調理法で楽しめるのがいい。
同地の太海丸、高濱清船長は年間通じてこの魚を追いかけている。また、現在好調のカマスや5~7月の乗っ込みクロダイといった期間限定の釣りが楽しめるのも特徴的。
船長の熱い情熱
船長は「1~100尾という釣果なら、1尾の人が100尾の人よりも楽しんでくれていれば、満足」と言うが「それでもたくさん釣らせてあげたいから口を出さずにはいられないんだ。孫にはあまり口うるさく言わないほうがいいよといわれているけど」と、釣り人のニーズに合わせたアドバイスを心掛けつつも、海の男としての血が騒ぐようだ。
「いつまでできるか分からない」と謙遜するが、どうしたら釣り人に楽しんでもらえるかと、静かに熱い情熱を燃やす。
<週刊つりニュース関東版 大高/TSURINEWS編>
▼この船について
太海丸
エリア:内房エリア
出船港:金谷港