6月10日(金)、茨城・鹿島新港の桜井丸へショウサイフグをターゲットに釣行した。随所で反応が見られたものの荒れの影響で今いち活性が上がらなかったが、良型ぞろいとなった釣行の模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)
良型トラフグ浮上に笑顔
終盤近くになりミヨシを見ると、山下さんが仁王立ちになり両足を踏ん張りファイティングポーズ。「ゆっくりやりなお」と仲乗りも懸命に声援を送っている。駆けつけると目を見張るほどの魚体が浮上。胴には鮮明な黒丸、ド迫力のトラフグだ。
慎重に抜き上げた山下さんは「最後まで集中心を切らさず誘い続けたご褒美だよ」と大満足な笑顔で締めくくった。
良型ぞろいで沖上がり
「はい、この流しで上がります」とのアナウンスと同時に隣の釣友の滝澤さんにヒット。こちらも良型本命で有終の美を飾り11時ジャストの沖上がりを迎えた。
ショウサイフグ、トラフグのほかにショゴ、ハナダイなどが顔を見せた。帰港後「底荒れの影響で今いち活性が上がらなかったが、随所で反応が見られるから、海が落ち着けばまた食いだすはずだよ」と船長。次回に期待し帰路に就いた。
<週刊つりニュース関東版APC・大村隆/TSURINEWS編>