今年は少し遅めのスタートを切った伊勢湾のノッコミマダイシーズンに乗り遅れないように参戦してきました。波で船が大揺れ。早々にタイラバは断念し、ジギングで何とか綺麗な本命をゲットできたので、その模様をリポートします。ポイントはジグを動かし過ぎないこと?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)
船が大きく揺れタイラバ断念
釣行日は2022年5月15日。天候は曇りで風は5mほどでした。潮回りは大潮の上げ潮で期待できる潮でしたが、潮と風が逆向きで波は強く、よく揺れました。
タイラバからスタートしましたが、船が大きく揺れることで一定に巻くことが難しかったため80gのジグにチェンジ!
ボトムに着底してから3・3・7拍子でワンピッチにストップやフォールを入れてサーチするものの、バイトなし。
魚探に反応は出ているからチャンスはあるものの、反応させることができないのはジグが合っていないかシャクリ方がマッチしていないか?
シャクリ方かえマダイ攻略
シャクリ方を変化してみようと思い、ロッドを海面に向けてシャクリ過ぎないようにリールのリーリングだけにアクションを加えたスイミングパターン試してみるとすぐに何かがチェイスしていることがわかります。
再びボトムからジグを15mほどスイミングさせてロングフォールを入れると「ズドン」とヒット!バラさないようにテンションを一定にファイトして、上がってきたのは綺麗なノッコミマダイ!
同船者にはハマチ
同船者の方にもシャクリ方をシェアすると船首のアングラーさんもヒット!こちらは70cmほどのハマチでした!
マダイを狙うならジギング?タイラバ?
結論、伊勢湾でノッコミマダイを狙うなら、タイラバの方が数釣りが展開できるという印象です。タイラバは20cmほどのチャリコから80cmオーバーの大型マダイまで様々なサイズが狙えるので、ヒットやバイト率はジグに比べてタイラバが多くなります。
ただし、今回のような波が強い状況ではタイラバを一定にリトリーブすることは難しいため、ジグの方がリールを自由に巻いてジグを動かすことができるので使いやすいです。また、ジグならば50cmオーバーのマダイが高確率で、良型を狙うことに適しており、今年の伊勢湾のように青物などが回遊している場合は、ジグでマダイと青物を兼用して狙うことができます。
<杉浦永/TSURINEWSライター>