メバルの調子がいいうちにたくさん釣ってしまおう、ということでアジは見切って連日のメバリング。この春はこれでいいだろう。大阪南港5月15日の釣行をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
ルアーローテで次々と反応
このところコスケばかり偏重していたので、少し目先をかえてみることにした。15mm大きなサスケ50mm。同じ色合いなのは、まあ保険というところだ。潜行レンジがサスケの方が10cmほど深くなる。これでも突いてくるか?
問題ない。この日は大潮で潮位が高かったので、多少潜らせてもどこかの層の群れにミートできる。バタバタと食いが立つタイミングもあり、軽く10尾追加した。しかしこの日は型が伸び悩み、22cm級がマックス。25cmが出なかった。不満じみたものが残るが、メバルにしてはもちろん良型といえる。欲を言いたくなるのは、今の春が特に良いからだ。
そして最後に。おそらくチヌらしくバイトを取り損ねたのがもったいない。それもメバルと同様に表層できて、こんなもんちょろいなと思っていたら猛烈に引き込まれ、ドラグの設定を入れ直したところでバラしてしまった。最初はチヌの探りということできていたので、これを獲れなかったのは失敗である。やや失敗の感が残る釣行となってしまった。
なぜかカラー偏食
ほとんどプラグ縛りで、最初の1尾だけ様子見でワーミングで釣った。その他のワームをまったく試していないせいもあるが、なぜか、最近の大阪湾のメバルはカラーに偏食してくる。ソリッド系、パール系。月回り問わず、わりとシルエットが出るものを好むようだ。
しかし、この春のメバルの口開けに偏食してきたチャート系に食わなくなったのは一つの変化といえる。実はコスケの色違いでチャートカラーも持参したのだが、アタリが出たくらいだった。何か時期の進みと共にメバルの中にその日その潮回りの「気分」があるのは事実だろう。私は理由があり、この春はここでメバルをひとまず終了とするが、せっかく新しく購入したのに乗せられなかったルアーがあるのは、ちょっと惜しい。
大阪南港での釣りに関しての注意事項
大阪南港で釣りができる場所は
「南港魚つり園 護岸」
「シーサイドコスモ 魚釣り可能区域」
「南港大橋下」
「三角公園 港大橋下」
「かもめ大橋下の波止(現在駐車スペースがありません)」
のみです。
釣行の際は、危険を伴うことも十分に認識し、次のことに留意してください。
・救命胴衣(ライフジャケット)を着用
・設置している救命設備(浮き輪・縄ばしご)を確認する
・ゴミ、釣りバリ、釣りイトなどは各自で持ち帰る
<井上海生/TSURINEWSライター>
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