大人気! イカメタルのシーズンが今年も盛期に突入した。この時期のターゲットは、なんといっても美味なケンサキイカ。小型の数釣りはもちろん、40cmを超えるパラソル級も期待できる。今回はこのケンサキイカをターゲットに据えたイカメタルゲームのあれこれを、エキスパート青木将晴さんに解説してもらった。ぜひ名手のテクニックを覚えて、ライバルに差をつけよう!
鉛スッテ
鉛スッテは基本的にはオモリをイメージしてもらえばいいだろう。
各メーカーから様々な鉛スッテが出ているので利用したい。いろいろなタイプの鉛スッテを揃えるのも釣り師の楽しみとなっている。
タイプ的には全長の長短、シルエットが大きいか小さいか、沈み方が速いか遅いか…などだが、地域やその日の状況により、誘いやアピールもかわってくるので、状況に応じた鉛スッテを探すのも重要だ。
エギ(ドロッパー)
ドロッパーは鉛スッテの上に枝バリとして付けるスッテで、昔から親しまれている布巻きのウキスッテや小型のエギタイプなど、最近では種類も増えている。
特徴としては鉛スッテとは自重が違い、非常に軽い物になる。
ドロッパーについても各メーカーからいろいろなタイプが出ている。
キビキビと動くスッテやスローに動くスッテ、サイズも小型から大型、またはカラーも豊富。
こちらも状況に応じてチョイスしたり、ローテーションさせたりする。
イカリーダー
イカリーダーも同様で、全長、鉛スッテとドロッパーの間隔、リーダーの太さ、エダスの長さなどかなり豊富になってきた。
リーダーも状況に応じてタイプをかえることで乗りが格段によくなるので、いくつかの種類を持参して、周囲に比べて乗りが悪いと感じたらかえてみよう。
リーダーのイトの先には鉛スッテやドロッパーを取りかえやすいように、軽量なスナップが付いている。
その他のアイテム
その他、必要なアイテムとしては、夏場での釣りが主流となるのでクーラーボックス、タオル、風通しのいい服装などがあればいい。
また夜露や潮をかぶることもあるので、仕掛けなどはタックルケースに入れておきたい。
帽子やライフジャケットは必携。
急なにわか雨や、夜になって予想外に涼しくなったときのことを考えて、レインウエアなども持参しておきたい。
さて、アイテムが揃ったら実際の釣りに入ろう。