【2022年】海洋釣り堀入門タックル・エサ・釣る方・注意事項を紹介

普段ではなかなか味わえないマダイやブリなどの引き味を堪能したい、あるいは釣りの経験がない人に魚釣りの楽しさを教えてあげたいと思うなら、海洋釣り堀がぴったりだ。安全に大物たちとの釣りをエンジョイできる海洋釣り堀へ、みんなで出掛けてみよう！

（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース西部版編集部）

TSURINEWS編集部

2022年5月11日

手軽にワクワク体験を

釣りの雰囲気をたっぷり味わいたいなら、マダイやブリ、沖で水揚げされた天然の魚なども広めのイケスに放流して自然に近い状態で釣りを楽しませる釣り堀がお勧めだ。もちろん、状況によっては食い渋りなどもあるが、その分、1尾を手にできたときの喜びは倍増するはずだ！

タックル図（作図：週刊つりニュース西部版編集部）

標準的なウキ（遊動）仕掛けは、図の通り。レンタル釣具を用意している施設は多いので手ぶら釣行も可能だ。なお、持参タックルの場合は、取り込み時間がかかって周囲の釣り人に迷惑をかけたり、バラシを回避するためにも太めの仕掛けを準備しよう。

つけエサは定番のオキアミ生のほか、練りエサや冷凍キビナゴ、活エビ、小アジ、虫エサなどだが、数種類用意したほうがベスト。当日の反応の良いエサを見つけること。

マダイは定番ターゲット（提供：週刊つりニュース西部版編集部）

エサが魚の泳いでいる層になければ、何も始まらない。まずは魚が泳いでいる層にウキ下を合わせよう。天気、時間帯、当日の活性、潮の干満による水深の変化などによって泳層は変化するので、アタリがないときはタナをこまめに調整しよう。

魚がヒットしたら、周囲の釣り人の仕掛けに絡まない場所に魚を誘導し、確実にタモで取り込む。共用のタモが設置されているので、事前に設置場所を確認して慌てずに取り込もう。

釣り上げた魚は指定された場所（スカリなど）にキープし、勝手に再放流しないこと。持ち帰る魚に関しては施設の料金設定に従って支払う。釣った魚を下処理してくれる有料サービスもあるから、持ち帰ってすぐに調理することも可能だ。

足場も良く思いっきりファイトできる（提供：週刊つりニュース西部版編集部）

手軽に楽しめる海洋釣り堀だが、新型コロナウイルス対策、足元は滑りにくく動きやすい靴をはき、救命胴衣着用で安全面に気をつけること。日射病や熱射病対策として、帽子着用、日焼け止め、水分もこまめに補給を。

＜週刊つりニュース西部版編集部／TSURINEWS編＞

この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年5月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。