桜満開の季節だというのに真冬のような寒さとなった、4月の上旬のヤリイカ泳がせ釣行をご紹介しよう。泳がせに必要な小型のメスが釣れず泳がせは不発に終わったが、特大ヤリイカ連発で満足釣果を得た。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター前島宣秀)
泳がせ釣りは不発
数分も経たずにサオに変化があり、食い込むかと思ったが、サオがおおきくしなり、すぐに戻った。やはり食い込まない。その後も3回同じ様な状況が続き納竿となった。当日、マダイにはあり付けなかったが、パラソル級ヤリイカ12匹で食する分には十分であった。
ヤリイカの美味しい食べ方
刺し身は当日食べても美味しいが、ねっとりとした甘さを味わいたいならば2日ほど寝かした方が美味しい。筆者は寝かすイカ以外全て調理に合わせて加工、すぐに食べない分は小分けして冷凍しておく。イカ釣り師は皆さんやられていること、なぜなら毎回毎回イカばかりこんなに釣ってどうするのか?と叱られているから。
短冊切りは炒め物、細切りは定番のイカ納豆、イカキムチなど用途に合わせる。しかしこれも限度があるのだが……。一番美味しいのは、スルメの肝にヤリイカの身で和えた塩辛、釣り人ならではの特権であろう。また、縦切り、横切りで歯応えが違うので試してみるのも面白い。
<前島宣秀/TSURINEWSライター>